頸部(首)の痛み・しびれ・肩こりについて
― 症状・検査・治療・リハビリ ―
首の痛みや肩こり、腕や手のしびれは、頸椎(首の骨)やその周囲の筋肉・神経の異常が関係していることがあります。
かなざわ整形外科・婦人科では、原因をしっかり評価したうえで、薬物治療だけに頼らないリハビリテーションを重視しています。
このような症状はありませんか?
これらの症状は、加齢変化・姿勢の乱れ・神経の圧迫などが原因となっている可能性があります。
頸部(首)に起こる主な疾患
加齢に伴う頚椎の変化により、首の痛みや肩こり、腕のしびれが出現します。
初期は保存療法とリハビリが中心となります。
頚椎椎間板ヘルニア
椎間板が突出し、神経を圧迫することで、首から腕・手にかけての痛みやしびれを生じます。
症状の程度に応じて治療方針を判断します。
ストレートネック
本来カーブしている首の骨がまっすぐになる状態で、
デスクワークやスマートフォンの使用が関係することが多く、肩こりや首の痛みの原因となります。
頸肩腕症候群(肩こり・首こり)
画像検査では大きな異常がなくても、
筋緊張や姿勢不良により症状が続く状態です。
運動療法・姿勢指導が非常に重要です。
頸部疾患の検査・診断
👉 「どの組織が原因か」を見極めることが治療の第一歩です。
治療について
保存療法(多くの方が対象)
手術治療
神経症状が強く、保存療法で改善しない場合に検討されますが、多くの頸部疾患は手術を行わずに治療可能です。
【重要】頸部疾患におけるリハビリテーションの役割
首の痛みや肩こりは、「痛みを取る」+「再発を防ぐ」ことが重要です。
当院では、
を行い、症状の根本改善を目指します。
👉 薬だけでは改善しにくい症状こそ、リハビリが効果的です。
このような方はご相談ください
関連疾患ページ(詳細解説)
※順次各ページで 症状・検査・治療・リハビリを詳しく解説しています。
頸部の痛みや肩こり、しびれは、適切な診断とリハビリによって改善が期待できる症状です。
気になる症状がある場合は、我慢せずまずは受診してください。
「ヘルストロンは毎日通ってもいいんですか?」
当院でもよく聞かれる質問です。
ヘルストロンは座っているだけで血流改善が期待できる医療機器のため、定期的に利用される患者さんも多い治療機器です。
今回は
・ヘルストロンは毎日利用してもいいのか
・どれくらいの頻度がおすすめなのか
・どんな症状の方が利用しているのか
を医療機関の視点から解説します。
ヘルストロンとは?(前回記事はこちら→ヘルストロンとは)
ヘルストロンは高電圧電位治療器と呼ばれる医療機器です。
身体に高電圧の電界を発生させることで、血流を改善し、体の不調を和らげる効果が期待されています。
一般的には以下のような症状に使用されます。
肩こり
頭痛
慢性疲労
不眠
便秘
冷え性
整形外科では特に
慢性的な肩こり
首こり
腰痛
血流不良による症状
などの患者さんに利用されることが多い治療機器です。
当院でも、ヘルストロンを目的に通院される患者さんがいらっしゃいます。
ヘルストロンは毎日通っても大丈夫?
結論から言うとヘルストロンは毎日利用しても問題ありません。
ヘルストロンは薬ではなく、物理療法(物理治療)機器です。
そのため身体への負担が少なく、定期的な利用が可能です。
実際に毎日利用される方、週に数回利用される方
など、継続的に利用されている患者さんも多くいらっしゃいます。
実はスタッフも毎日使っています
当院では、患者さんだけでなくスタッフもヘルストロンを利用しています。
昼休みの時間などに、スタッフが座って午後の診療に備えている姿を見ることもあります。
ヘルストロンは座っているだけの治療機器なので、
短時間でも気軽に利用できるのが特徴です。
スタッフからは
「午後の診療が楽になる気がする」
「体が軽く感じる」
「リラックスできる」
といった声も聞かれます。
おすすめの通院頻度
症状にもよりますが、一般的には以下のような頻度で利用される方が多いです。
症状が強い時
週3〜5回
症状が落ち着いてきたら
週2〜3回
体調管理目的
週1〜2回
ヘルストロンは継続して利用することで体調が整うと感じる方も多く、
定期的に通われる患者さんも少なくありません。
当院でのヘルストロン利用
当院では医療用ヘルストロンを使用しています。
現在
4台設置
しており、比較的スムーズに利用できます。
1回の利用時間は
15分程度です。
保険診療の物理療法として利用できるため、
再診の方の場合
3割負担の方であれば再診で300円程度で利用可能です。(初診の方は、初診料や検査などがあるので初回は2000円~3000円程度かかることがあります。)
当院では4台設置していますが、時間帯によってはすべて使用中になることもあります。
こんな方におすすめ
ヘルストロンは以下のような症状の方に利用されることが多いです。
慢性的な肩こり
頭痛
首のこり
冷え性
不眠
疲れやすい
自律神経の乱れが気になる
症状や体調に応じて、
他のリハビリや治療と組み合わせることも可能です。
まとめ
ヘルストロンは
毎日利用しても問題ない物理療法
継続することで体調改善を感じる方も多い
1回15〜20分程度で利用できる
という特徴があります。
慢性的な肩こりや体調不良が気になる方は、
お気軽にご相談ください。
当院では医師が状態を確認した上で、適切な治療をご案内しています。
ヘルストロンってなに
— 座るだけで受けられる電位治療 —
整形外科の待合室やリハビリ室で
「ヘルストロン」という椅子型の機械を見かけたことがある方もいるかもしれません。
患者さんからよく聞かれるのが
・これは何をする機械ですか?
・電気治療とは違うのですか?
・肩こりに効くのですか?
といった質問です。
ヘルストロンは、電位治療(高電圧電界治療)と呼ばれる医療機器で、椅子に座ることで体全体が電界の中に入り作用する仕組みになっています。
整形外科では、慢性的な肩こりなどの症状に対して利用されることがあります。
今回は
・ヘルストロンとはどのような治療なのか
・どんな症状に使われるのか
・実際の治療の流れ
について分かりやすく解説します。
ヘルストロンとは(電位治療)
ヘルストロンは、体に高電圧の電界をかける電位治療器です。
整形外科のリハビリでは
・低周波治療
・干渉波治療
・超音波治療
など様々な物理療法があります。
これらの治療は、患部に電極を貼ったり機器を当てたりして局所に作用する治療です。
一方でヘルストロンは
体全体が電界の中に入る
という特徴があります。
椅子に座ることで体全体が電界に包まれ、全身に作用する仕組みです。
そのため局所の痛みだけではなく
・慢性的な肩こり
・頭痛
・体のだるさ
・自律神経の乱れ
などの症状に対して利用されることがあります。
ヘルストロンの効果
ヘルストロンは医療機器として
・肩こり
・頭痛
・不眠症
・便秘
に対する効果が認められています。
整形外科では特に
慢性的な肩こりや首こり
で利用されることが多い治療です。
実際に利用されている患者さんからは
・肩が軽くなった
・体が温かくなる
・よく眠れるようになった
・体がリラックスする
といった感想をいただくことがあります。
もちろん効果の感じ方には個人差がありますが、
慢性的な症状の方が継続して利用されるケースが多いのが特徴です。
ヘルストロンは痛い?ビリビリする?
患者さんが最も心配されるのが
「電気がビリビリするのでは?」
という点です。
低周波治療では電気刺激を感じることがありますが、
ヘルストロンはそのような刺激はほとんどありません。
患者さんから多く聞く感想は
・体が温かくなる
・リラックスする
・眠くなる
というものです。
そのため
・電気治療が苦手な方
・高齢の方
でも比較的受けやすい治療です。
治療時間はどれくらい?
当院では
1回15分程度で治療を行っています。
椅子に座るだけなので
・診察後
・リハビリの待ち時間
・帰る前
などに利用される方もおられます。
また慢性的な症状の場合は、定期的に利用される患者さんも多い治療です。
どんな人におすすめ?
次のような方には一度試してみる価値があるかもしれません。
・慢性的な肩こりがある
・マッサージをしてもすぐ戻る
・体がなんとなくだるい
・眠りが浅い
・自律神経の乱れを感じる
薬を使わずに体調を整えたいという方にも利用されることがあります。
まとめ
ヘルストロンは
電位治療という方法を使った医療機器です。
特徴は
・椅子に座るだけ
・全身に作用
・刺激が少ない
という点です。
慢性的な
・肩こり
・頭痛
・不眠
などで悩んでいる方は、一度相談してみるのもよいかもしれません。
気になる方は診察時にお気軽にご相談ください。
導入(最近とても増えている相談)
「再生医療を勧められました」
「高額ですが、やった方がいいのでしょうか?」
最近、変形性膝関節症の患者さんから
こうした相談を受ける機会が明らかに増えています。
確かに、再生医療や自費診療が注目されているのは事実です。
しかし、すべての方にとって最善の選択とは限りません。
まず整理したい:変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、
・加齢
・膝への負担の積み重ね
・筋力低下
などによって、
関節軟骨がすり減り、痛みや動かしにくさが出る状態です。
重要なのは、👉 進行のスピードも、症状の出方も人それぞれ
という点です。
「変形がある=すぐに手術」ではありません
レントゲンで変形が見られても、
・痛みが軽い
・日常生活に大きな支障がない
という方も少なくありません。逆に、変形が軽く見えても、
痛みが強いケースもあります。
👉 画像だけで治療方針は決まりません。
再生医療について、整形外科医としてお伝えしたいこと
再生医療が選択肢になるケース
・保存療法を十分行っても改善しない
・痛みが生活の質を大きく下げている
・内容・費用・限界を理解したうえで希望される
このような場合、一つの選択肢として検討されることはあります。
すべての人に必要な治療ではありません
再生医療は、
・自費診療で高額
・効果に個人差がある
・永続的な効果を保証するものではない
という現実があります。
👉
「やらなければ治らない」
「これしかない」
というものではありません。
多くの方にまず考えてほしい保存療法
① リハビリ・運動療法
太ももの筋力強化
膝への負担を減らす動きの習得
👉 膝の治療の土台です。
② 生活動作の見直し
階段の使い方
立ち上がり動作
体重管理
これだけでも、
症状が大きく変わる方がいます。
③ 薬物療法・注射治療
痛み止め
ヒアルロン酸注射など
症状に応じて、
無理のない範囲で組み合わせます。
「高額治療を選ばない=諦め」ではありません
現実的には、
・費用の問題
・通院頻度
・生活背景
は人それぞれです。
👉
治療は、その人の生活に合ってこそ意味があります。
高額な治療を選ばなくても、適切な保存療法で長く付き合いながらコントロールできるケースは非常に多いです。
受診時に大切にしてほしい視点
・今の痛みはどの程度か
・生活で困っていることは何か
・どこまでの改善を目指したいか
これを共有することで、現実的で納得感のある治療方針が立てられます。
最後に
変形性膝関節症の治療に、「これしかない」という正解はありません。
大切なのは、
・情報を整理すること
・選択肢を知ること
・自分に合った治療を選ぶこと
です。
不安や疑問があれば、
一度整形外科でご相談ください。
― 走れるけど不安な人へ ―
こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
3月は、気温が上がり始め、
「そろそろ運動を再開しよう」と動き出す方が増える時期です。
その一方で、こんな声も多くなります。
「走れるけど、なんとなく脚が重い」
「張っている感じが続いていて…」
「痛いほどではないけど、違和感が取れない」
この“張り・違和感”こそ、
スポーツをしている大人が一番判断に迷う状態です。
よくある具体例
「動けているから大丈夫」と思って続けていたら…
例えば、こんなケースがあります。
本人としては、
「ウォーミングアップすれば動けるし」
「そのうち慣れるだろう」
と考え、運動を続けます。
ところが数週間後、
・張りが取れない
という流れになることも少なくありません。
「張り」と「ケガの入り口」は紙一重
張りや違和感は、
であることが多くあります。
特に運動再開期は、
といった状態が重なりやすく、
“軽い不調が固定化しやすい”時期です。
様子見でいいケース・注意が必要なケース
様子見でもよいことが多い状態
早めに確認した方がいい状態
この段階で無理を続けると、
「張り → 痛み (離脱)」につながりやすくなります。
リハビリで見ているポイント
リハビリでは、
を見るわけではありません。
などを含めて、
「なぜそこに負担が集まっているのか」を整理します。
実際に、
「ストレッチ不足だと思っていました」
「動き方の問題だったんですね」
と気づかれる方も多くいらっしゃいます。
回復も「練習の一部」
スポーツを続ける上で、
回復は「休む」ことだけではありません。
といった視点も大切です。
症状や状況によっては、
自費診療にはなりますが、回復を補助する選択肢の一つとして酸素ボックスの活用をお勧めするケースもあります。
あくまで主役は運動とリハビリですが、
「疲労が抜けにくい時期」の補助として取り入れることがあります。
まとめ:違和感は「体からの黄色信号」
張りや違和感は、
「まだ大丈夫」ではなく、
「今なら整えられる」というサインでもあります。
完全に止まる前に、一度体の状態を整理することで、
その後の運動がずっと楽になることも少なくありません。
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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
所在地
〒814-0003 福岡市早良区城西3丁目22-20 AP L-tage西新 3F
アクセス
地下鉄「西新駅」より徒歩約4分/西鉄バス「脇山口」より徒歩約2分
※婦人科は女性専門医が診察にあたります。
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本当に多い足関節トラブル
「段差で少しひねっただけなのに、なかなか治らない」
「運動中だけでなく、普段の生活でも足首をよく捻る」
足関節のケガは、スポーツをする人だけの問題ではありません。
・通勤中の段差
・雨の日の路面
・家の中のちょっとしたつまずき
年齢・性別を問わず、非常に多いケガの一つです。
足関節はなぜ捻りやすいのか
足首(足関節)は、
・体重を支える
・不安定な地面に適応する
・瞬時にバランスを取る
という役割を担っています。そのため、少しのバランス崩れでも負荷が集中しやすい関節です。
「また捻る人」に多い原因
① 靱帯が十分に治りきっていない
足関節捻挫では、外くるぶし周囲の靱帯が損傷することが多く、
・痛みが引いた
・歩けるようになった
段階で、治ったと判断してしまうケースが非常に多いです。
👉 靱帯の回復は、痛みが引いてからも続いています。
② 関節の不安定性が残っている
捻挫後、
・ぐらつく感じがある
・踏み外しやすい
場合、慢性足関節不安定症と呼ばれる状態になっていることがあります。
これは、
・靱帯
・筋力
・バランス感覚
の回復が不十分なまま使っていることが原因です。
③ 骨折・骨挫傷が隠れている
捻挫と思われがちな足首のケガの中には、
・剥離骨折
・骨挫傷
が含まれていることもあります。
👉 初回のレントゲンで分かりにくいケースもあるため、
痛みが長引く場合は再評価が重要です。
④ 日常動作・靴の影響
スポーツをしていなくても、
・かかとの高い靴
・底の柔らかすぎる靴
・室内での素足歩行
などが、足首の不安定さを助長することがあります。
整形外科での診断の考え方
診察で重視するポイント
・どの方向に捻ったか
・腫れ・圧痛の場所
・関節の安定性
・歩行や片脚立ちの状態
👉 「単なる捻挫か」「治りきっていない捻挫か」
ここを整理します。
検査が必要になるケース
・レントゲン検査
・骨折・剥離骨折の有無
を確認します。
追加検査を考えるケース
・痛みが長く続く
・捻り返しを繰り返す
・不安定感が強い
この場合、MRIなどの追加評価を検討します。
治療のポイントは「再発予防」
・急性期
・適切な固定
・炎症・腫れのコントロール
回復期〜予防期
・可動域の回復
・筋力・バランス訓練
・動作の見直し
👉 リハビリは「治す」だけでなく「繰り返さないため」に重要です。
受診を考えたいサイン
・捻挫を何度も繰り返している
・少しの段差で不安になる
・痛みが長引いている
・スポーツ復帰や日常生活が不安
こうした場合は、一度きちんと評価する価値があります。
最後に
足関節のケガは、
・スポーツ
・日常生活
・年齢・性別
を問いません。「また捻った」を繰り返さないためには、
その場しのぎで終わらせないことが大切です。
気になる症状があれば、整形外科でご相談ください。
― 若い世代にも増えている首のトラブル ―
最近の外来で本当に多い話
「首こりと肩こりがひどくて…」
「マッサージしても、すぐ戻ってしまいます」
こうした訴えで頚椎レントゲンを撮影すると、
ストレートネック(首のカーブが失われた状態)が見つかるケースが、近年とても増えています。
特に最近は、👉 10代〜30代の若い世代でも珍しくありません。
そもそもストレートネックとは?
本来、首(頚椎)はゆるやかな前弯(カーブ)を描いています。
このカーブがあることで、
・頭の重さを分散
・首や肩への負担を軽減
しています。しかし、このカーブが失われ、まっすぐに近い状態になると、首・肩の筋肉に常に負担がかかります。
これが「ストレートネック」です。
詳しくはこちら→ストレットネックについて
なぜ若い人に増えているのか
最大の要因は、長時間のスマホ・PC使用です。
・うつむいた姿勢
・前に突き出た頭の位置
・同じ姿勢を長く続ける生活
これらが積み重なることで、
首の自然なカーブが保てなくなります。
👉 痛みが出てから初めて気づく方も多いのが特徴です。
ストレートネックがあると起こりやすい症状
・首こり・肩こり
・首を動かしたときの違和感
・頭痛
・目の奥の重さ
・長時間の作業後に悪化する痛み
「肩こりだと思っていたら、実は首が原因だった」
というケースは少なくありません。
首こりと肩こりが一緒に出る理由
首と肩は、筋肉が連続している同じ姿勢の影響を受けやすいため、首の問題が肩こりとして感じられることがあります。
👉 肩をいくら揉んでも改善しない場合、首側に原因がある可能性を考える必要があります。
整形外科での診断の進め方
診察で見るポイント
・首・肩の可動域
・痛みが出る動き
・姿勢や頭の位置
・神経症状の有無
これらを確認したうえで、必要に応じて頚椎レントゲンを行います。
レントゲンで分かること
・首のカーブの有無
・骨の配列
・明らかな変形
👉 「ストレートネックかどうか」は画像で確認できます。
※ただし、
ストレートネック=必ず痛みが出る
というわけではなく、症状との関連を総合的に判断します。
治療の考え方は「姿勢+動かし方」
ストレートネックが関与している場合
一時的な対症療法だけでは不十分
・姿勢の見直し
・首・肩の使い方の修正
が重要になります。
リハビリの役割
・負担を減らす動作指導
・固まりやすい筋肉の調整
・日常生活での注意点の共有
👉 「正しく動かすこと」が治療の一部になります。
受診を考えたいサイン
・首こり・肩こりが慢性的に続く
・若いのに症状が強い
・マッサージで改善しない
・頭痛やしびれを伴う
こうした場合は、一度首の状態を整理する価値があります。
最後に
首こり・肩こりは、
単なる疲労ではなく、
首の構造や姿勢が関与していることも多い症状です。
特にストレートネックは、若い世代でも増えています。
気になる症状が続く場合は、整形外科でご相談ください。
ストレートネックとは?
― 症状・検査・治療・リハビリ ―
ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いている首の骨(頚椎)が、まっすぐに近い状態になっていることを指します。
ひどい方では、頚椎のカーブが後ろに凸(後湾)している方もいます。
近年、スマートフォンやパソコン作業の増加により、若い世代から中高年まで増えている状態です。いわゆるスマホっ首なんて呼ばれています。
肩こりや首の痛みの原因となることが多く、適切な評価とリハビリテーションが重要です。
このような症状はありませんか?
これらの症状がある場合、ストレートネックが関係している可能性があります。
ストレートネックの原因
ストレートネックは病名というより、姿勢の乱れによって生じる状態です。
主な原因として
などが挙げられます。
首が前に突き出た姿勢が続くことで、
首や肩にかかる負担が増え、痛みやこりが生じます。
検査・診断
👉 レントゲンでは、頚椎のカーブの状態を確認します。
👉 神経症状がある場合は、MRIなどの検査をおすすめします。
治療について
保存療法が基本です
ストレートネックの治療は、手術を行うことはありません。
鎮痛薬や筋弛緩薬、湿布、漢方薬などを処方します。
干渉波、超音波治療、頚椎の牽引治療や温熱療法などを行います。
理学療法士による運動指導やリラクゼーション治療
薬やマッサージだけでは根本的な改善は難しいのが特徴です。
【重要】ストレートネックにおけるリハビリテーション
ストレートネックの改善には、
首・肩・背中を含めたリハビリテーションが欠かせません。
当院では、
を行い、症状の軽減と再発予防を目指します。
👉 一時的に楽になる治療ではなく、
👉 「繰り返さない体づくり」を重視しています。
ストレートネックと肩こりの関係
ストレートネックがあると、首や肩の筋肉に常に負担がかかり、肩こりが慢性化しやすくなります。
「肩こりだけだから」と放置せず、姿勢や首の状態を評価することが大切です。
このような方はご相談ください
新学年・部活再開前に知っておきたい 成長期のケガと「初期対応」の考え方
― 迷った時に、保護者が持っておきたい判断軸 ―
こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
3月は、新学年や新シーズンを前に、
部活動の内容や練習量が大きく変わる時期です。
この時期、保護者の方から特に多くなる相談があります。
「最近、練習後に痛いと言うことが増えてきて…」
「新学年が始まる前に、どう対応したらいいのか分からなくて」
実は3月は、
大きなケガにつながる“入口”になりやすい時期でもあります。
よくある具体例
「年度末は乗り切れたけど、春に一気に悪化した」
例えば、こんなケースがあります。
保護者としては、
「今までできていたから大丈夫だと思っていた」
「もう少し様子を見れば落ち着くかと思っていた」
と感じることが多いのですが、体の中では負担が蓄積していたというケースが少なくありません。
成長期の体は「変化の途中」
成長期の体では、
という状態が起こります。
そのため、学年が変わる・練習量が変わるといった環境変化が、
一気に痛みとして表に出ることがあります。
「体力がある」「走れている」という事実だけでは、
負担の大きさは判断できません。
初期対応で差がつくポイント
この時期に特に大切なのが、
痛みが出始めた“最初の対応”です。
次のような場合は、
少し立ち止まって考えるべきタイミングです。
これらは、「もう少し様子見」を続けることで
長引きやすくなるサインでもあります。
「様子見」と「放置」は違います
様子を見ること自体が悪いわけではありません。
ただし重要なのは、
を意識して観察することです。
何となく様子を見るのではなく、変化を確認する視点を持つことで、判断しやすくなります。
受診・リハビリで何が整理できるのか?この段階で受診・リハビリを行うと、
を整理することができます。
実際に保護者の方からは、
「全部休ませなくていいと分かって安心しました」
「今の体に合った対応が分かりました」
という声を多くいただきます。
受診やリハビリは、止めるためではなく、続けるための準備でもあります。
新学年を良い状態で迎えるために
3月は、痛みが軽いうちに対応できる
という意味で、とても大切な時期です。
ここで無理を重ねてしまうと、春以降に長期離脱につながることもあります。
まとめ:迷った時は「今後も続けられるか」で考える
新学年・新シーズンを前にした痛みは、
「この状態で、この先も続けられるか」
という視点で考えてみてください。
少しでも不安があれば、
一度体の状態を整理することで、
その後の判断がずっと楽になります。
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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
所在地
〒814-0003 福岡市早良区城西3丁目22-20 AP L-tage西新 3F
アクセス
地下鉄「西新駅」より徒歩約4分/西鉄バス「脇山口」より徒歩約2分
※婦人科は女性専門医が診察にあたります。
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気づけば、もう3月。
受験や就職活動に向けて、体調を整えながら頑張ってこられた患者さんたちが、それぞれの新しい道へ進まれていきます。
その報告を聞くたびに、私たちも胸が温かくなります。
卒業・進学・就職を迎えられる皆さま、本当におめでとうございます。
そしてこの春、転勤や進学で福岡・西新に来られる皆さまへ。
新しい環境は、期待と同じくらい緊張や疲れも伴います。
慣れない生活リズム、人間関係、仕事や勉強のプレッシャー。
その影響は、身体にも正直にあらわれます。
・肩や腰の痛みが強くなる
・月経周期が乱れる
・なんとなく疲れが抜けない
・以前は気にならなかった症状が出てくる
環境変化による体調の揺らぎは、決して珍しいことではありません。
当院は、西新で開業して2年。
整形外科と婦人科を併設し、身体とホルモン、両方の側面からサポートできる体制を整えています。
親子で来院される方、仕事帰りに立ち寄られる方、
「病院に行くほどではないかもしれないけれど、少し気になる」
そんな段階で相談に来られる方も少なくありません。
新しい土地では、頼れる場所があるかどうかが安心感につながります。
西新は、食も豊かで、温かい街です。また、学校も多く、とても活気があります。
その中で、医療面の“拠り所”の一つとして、当院がお役に立てれば幸いです。
些細なことでも構いません。
無理を重ねる前に、どうぞご相談ください。
3年目を迎える「かなざわ整形外科・婦人科」
これからも地域の皆さまの伴走者であり続けたいと思います。