こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
5月は、運動量が増え、体も動くようになってくる一方で、こんな相談が増えてきます。
「しっかり休んでいるはずなのに、疲れが残る」
「走れるけど、調子が上がらない」
「以前より回復が遅くなった気がする」
この状態、「休めていない」のではなく、「回復の仕方が合っていない」ことが多くあります。

よくある具体例
「休んでいるのに、ずっと重い」
例えば、こんなケースです。
本人としては、「ちゃんと休んでいる」「睡眠も取れている」と感じています。
しかし実際には、
という状態になっていることがあります。
回復=何もしない、ではありません
回復というと、完全休養、何もしない。をイメージされがちですが、
実際には
・体を整える
といった要素も非常に重要です。

特に、忙しくてリハビリの時間が取りにくい方ほど、
回復の質が落ちやすくなります。
リハビリで整理できること
リハビリでは、
を確認します。
「走りすぎ」「年齢」の一言で片づけず、体の状態を一度リセットすることで、回復スピードが変わることも少なくありません。
仕事や生活の都合で、定期的な運動器リハビリ通院が難しい、毎回しっかり時間を取れない、という方もいらっしゃいます。
そのような場合でも、体の回復を目的として、物理療法のみでの通院をお勧めするケースもあります。
「何もしない」よりも、今の状態に合った形で整えることが、結果的に疲労を溜めにくくします。
まとめ:疲労は“年齢”ではなく“サイン”
疲労が抜けない状態は、「もう若くないから」ではなく、
「今の体に合った回復ができていない」
というサインであることが多くあります。
一度体の状態を整理することで、その後の運動がずっと楽になるケースも少なくありません。
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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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― 保護者が一番悩むタイミングでの考え方 ―
こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
5月は、公式戦、大会、練習試合
などが本格化する時期です。
この時期、保護者の方から特に多くなる相談があります。
「大会前なのに、痛いと言い出して…」
「ここで休ませていいのか分からなくて」
5月は“判断を誤ると長引きやすい月”でもあります。
よくある具体例
「大会が近くて、無理をさせてしまった」
例えば、こんなケースがあります。
結果として、大会後に痛みが悪化、数週間〜数か月離脱
という流れになることも少なくありません。
大会前は「痛みが出やすい条件」がそろう
5月は、
・練習強度の上昇
が重なり、体にかかる負担が一気に増える時期です。
成長期の体では、この負担が痛みとして表に出やすくなります。
休ませる=悪、ではありません
保護者の方が一番つらいのは、
「ここで休ませたら、チャンスを失うのでは」
という不安です。
しかし実際には、一度状態を確認したことで
というケースも多くあります。
受診・リハビリで整理できること
この段階で体の状態を確認すると、今の痛みが、
・続けてもよいものか
を整理できます。
結果として、「何を気をつければいいか分かりました」
「判断材料ができて安心しました」という声をよくいただきます。

まとめ:大会前こそ「一度立ち止まる」
大会前に出た痛みは、「今だけ我慢すればいい」ではなく、
「この先も続けられるか」という視点で考えてみてください。
一度整理することで、その後の選択がずっと楽になります。
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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
保護者の方から、よくこんな言葉を聞きます。
「若いから、少し休めば治ると思っていました」
「体力はあるので、大丈夫かなと…」
確かに、成長期のお子さんは回復力が高く、多少の疲労や痛みでも動けてしまうことが多いです。
しかし実はここに、成長期特有の落とし穴があります。
よくある具体例
「休めば治ると思っていたのに、長引いてしまった」
例えば、こんなケースです。
練習後に膝やかかとが痛いと言う
保護者としては、「成長痛かな」「疲れがたまっているだけかも」と考え、様子を見続けます。

ところが数か月後、
・痛みが取れなくなった
という状態で受診されることも少なくありません。
成長期の体で起きていること
成長期の体では、
・骨の成長が筋肉より先に進む
といった特徴があります。
そのため、同じ練習量・同じ動作でも、大人より負担が集中しやすいのです。
「体力がある」「走れている」という事実と、体が無理をしていないかどうかは、別問題になります。

なぜ成長期はケガが長引きやすいのか
成長期のケガが長引きやすい理由の一つは、痛みを我慢できてしまうことです。
結果として、
という悪循環に入りやすくなります。
リハビリで大切にしている視点
リハビリでは、「どこが痛いか」だけでなく、
といった点を確認します。
成長期では特に、痛みが出ていない部分に原因があることも多く、
全身の動きを見ることが重要になります。

受診・リハビリは「止めるため」ではありません
本人・保護者の方が心配されるのが、「病院に行ったら、休ませることになるのでは…」という点です。
しかし実際には、
・続けられる練習
結果として、「完全に休ませずに済んだ」「悪化する前に対応できた」
ということも少なくありません。
「今」を守ることが、「先」を守ることにつながる
成長期は、体が大きく変わる大切な時期です。
この時期に無理を重ねてしまうと、
といった影響が残ることもあります。
一方で、早めに体の状態を確認し、必要なリハビリを行うことで、
というメリットもあります。
まとめ:「若いから大丈夫」は判断材料にならない
成長期の体は、「若いから治る」だけで判断できるほど単純ではありません。
この視点を持つことが大切です。
迷った時は、一度受診・リハビリを行い体の状態を整理するだけでも、
その後の判断がずっと楽になります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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ついにマラソン界で歴史が動きました。
ロンドン・マラソンで男子のサウェ(ケニア)選手が1時間59分30秒の世界新記録を樹立。従来の記録を1分5秒更新し、公認レースで人類初の2時間切りを達成しました。
長年「不可能」とされてきた2時間の壁。
それがついに公式レースで破られただけでなく、
2位の選手もサブ2を達成
という、驚くべき結果となりました。
2019年、エリウド・キプチョゲが人類初の2時間切りを達成した時、それは「特別な条件下での記録」とされていました。
しかし今回の結果は違います。
👉 通常のレース環境でもサブ2が現実になった
しかも複数人が到達したことで、
👉 “人類の限界が更新された”のではなく
“到達可能な領域が一気に広がった”
と考えるべきでしょう。
では、この記録は何がすごいのでしょうか?
単純に「速い」という話ではありません。
→ ネガティブスプリットでサブ2
これ、意味分かりますか?
👉「後半の方が速い」
今回のポイントは、“後半の方が速い”という走り(ネガティブスプリット)です。
通常、マラソンは30km以降で失速する競技です。
しかしトップ選手は、
・前半で無理をしない
・エネルギーを温存する
・最後までフォームを崩さない
ことで、後半にペースを上げています。
私自身もネガティブスプリットでいきたいと過去チャレンジしてきましたが、後半上げていくのはとても難しい。ついつい、前半ペースを上げてしまい、35km以降足が残っていない。
マラソンを走るうえで、難しいネガティブスプリットを、とんでもないペースで達成しているのです。
しかも、今回は、同時にサブ2達成が同時に2人。
安西先生の言葉を借りれば「それも………2人同時にだ」状態です。
人類の限界は、果たしてどこまでなのか?とても興味深いところです。
👉 通常のレース環境でもサブ2が現実になった
しかも複数人が到達したことで、
👉 “人類の限界が更新された”のではなく
“到達可能な領域が一気に広がった”と考えるべきでしょう。
マラソンにおける記録は、
・コース
・シューズ
・ペースメーカー
・トレーニング科学
といった複数の要素が組み合わさって決まります。
高低差が少なく、風の影響が少ないコースでは
エネルギー消費が大きく変わります。
→ 同じ能力でも記録が数分単位で変わることもあります
近年の厚底+カーボンプレート搭載シューズは
エネルギー効率を大きく改善しています。
単なる「軽さ」ではなく、
👉 “推進力を補助する装置”
に進化しています。
風除けやペース維持により、
選手はエネルギー消費を抑えながら走ることができます。
今回のようにハイレベルな集団では、
👉 “一人で戦っていない”ことが記録更新につながる
・乳酸コントロール
・高地トレーニング
・栄養戦略
これらの進化により、
👉 「最後まで崩れない走り」が可能になっている
ということだと思います。今後、才能と、技術、トレーニング科学の融合がどこまで人類の記録を伸ばしてくれるのか楽しみです。個人的には心理的な2時間の壁が壊れたことで、一気に記録更新ラッシュがあるのではないかと考えています。
トップ選手とはくらべものにはなりませんが、マラソンという競技は、年齢が上がっても自己ベストを更新できる競技と思っています。私も50過ぎまでは、自己ベスト更新をできると考えていますので、励みにして頑張っていこうと思いました。市民ランナーの皆さんも頑張っていきましょう。
ケガや痛みが出たときは、当院にご相談を!
こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
4月は、生活リズムの変化、家庭・仕事の役割の変化が重なりやすい時期です。
女性の方から、「疲れが抜けない」「肩や腰が重い」といった相談が増えてきます。
よくある具体例
「忙しいだけだと思っていたら、ずっと不調だった」
この状態が続くと、不調が慢性化しやすくなります。
体は変化についていけていないことも
が重なることで、不調として表に出てくることがあります。

リハビリでできること
「我慢する」以外の選択肢があることで、
体も気持ちも楽になる方が多くいます。
まとめ
4月の不調は、
「頑張りすぎているサイン」かもしれません。
早めに体を整えることで、その後の毎日がずっと楽になります。
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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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「ヘルストロンは自律神経に効きますか?」最近特に多い質問です。
こうした症状の背景には、自律神経の乱れが関係していることがあります。
今回は
・自律神経とは何か
・ヘルストロンとの関係
・どんな人に向いているか
を医療機関の視点から解説します。
自律神経は、その名前の通り、体が自律的に働く神経です。
自律神経は私たちの意思とは関係なく、呼吸や体温、血圧、心拍、消化、代謝、排尿・排便など、生きていく上で欠かせない生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けています。
自律神経は
からなり、体のバランスを保っています。
このバランスが崩れると
など、さまざまな症状が出ることがあります。
☐やる気が出ない
ヘルストロンは、高電圧電界を利用した治療機器で、血流改善などが期待されます。
当院で使用しているのは、医療用(最大30000ボルト)です。
自律神経に対して「直接作用する」と断定することはできませんが、
といった変化を通じて、結果的に自律神経のバランスに影響する可能性が考えられます。
実際の診療では、次のような方が利用されています。
検査では大きな異常がないものの、だるい、疲れやすいといった症状が続くケースです。
リラックスしにくい状態では
眠りに影響が出ることがあります。
自律神経のバランスが崩れると、こうした症状が出ることがあります。
血流低下は自律神経の乱れとも関係します。
ヘルストロンは、1回でリラックス感を感じる方や数回で変化を感じる方など個人差があります。
慢性的な症状の場合は、継続して利用されるケースが多いです。
当院では患者さんだけでなく
医療スタッフもヘルストロンを利用しています。
昼休みに座って
午後の診療に備えることもあります。
リラックスしやすく、
短時間で利用できる点が特徴です。
当院では、医療用ヘルストロンを4台設置しており、1回の利用時間は約15分です。
保険診療の物理療法として、再診の方は3割負担で300円程度で利用できます。
ヘルストロンは
といった特徴があります。
なんとなく体調が優れない方は、
一度ご相談ください。
こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。
4月は暖かくなり、外出や散歩の機会が増える方が多くなります。
その時期に増えるのが、
「歩き始めに膝が痛い」
「腰が重だるくなる」
といった相談です。
よくある具体例
「動けるようになった途端に違和感が出た」
これは、体がまだ“冬の状態”のままであることが原因の一つです。
春は関節に負担がかかりやすい
が残った状態で動き出すと、関節への負担が一気に増えます。

リハビリで確認すること
これらを確認することで、今の体に合った動き方が見えてきます。

早めに整えるメリット
違和感の段階で整えておくと、
という良い循環が生まれます。
まとめ
春の違和感は、体からの「準備が必要」というサインです。
安心して動き続けるために、一度体の状態を確認することには大きな意味があります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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「ヘルストロンって何回くらいで効果が出ますか?」
初めて利用される患者さんから、よくいただく質問です。
ヘルストロンは血流改善を目的とした電位治療ですが、
薬のように「1回で劇的に効く」というタイプの治療ではありません。
今回は
・効果を感じるまでの回数
・どれくらい通えばよいか
・効果が出やすい人の特徴
について医療機関の視点から解説します。
ヘルストロンは高電圧電界を利用した治療機器です。
体全体が電界の中に入ることで、血流改善などが期待されます。
当院では
医療用(最大30000ボルト)の機器を使用しています。
結論から言うと、1回で変化を感じる方もいれば、数回で徐々に変わる方もいます。
これは症状や体の状態によって異なります。
実際の診療では、次のようなケースが多いです。
といった変化を感じる方もいます。ヘルストロンを利用した日はよく眠れたという声は良く聞きます。
などの変化を感じる方が多いゾーンです。
という形で、体調管理として利用される方もいます。
ヘルストロンは
血流や体のバランスに働きかける治療です。
そのため、慢性的な症状や長期間続いている肩こりの場合は
ある程度の継続が必要になることが多いです。
次のような方は変化を感じやすい傾向があります。
逆に
などの場合は、別の治療が優先されます。
当院では
で利用される方が多いです。中には毎日利用される方もおられます。1回の利用時間は、約15分程度です。
当院では患者さんだけでなく、医療スタッフもヘルストロンを利用しています。
昼休みに座って、午後の診療に備えたりしています。短時間で利用できるため、継続しやすい治療機器です。
当院ではヘルストロンを4台設置しています。
保険診療の物理療法として再診の方は、3割負担で300円程度で利用可能です。
時間帯によっては、すべて使用中になることもあります。
ヘルストロンは
という特徴があります。
慢性的な肩こりや体調不良が気になる方は、お気軽にご相談ください。
「ヘルストロンと電気治療って何が違うんですか?」
整形外科でよくいただく質問の一つです。
リハビリ室には
など、似たように見える機械があります。
しかし実際には、作用の仕組みが大きく異なります。
今回は
・電気治療とは何か
・ヘルストロンとの違い
・どちらが向いているのか
を医療機関の視点から解説します。
一般的に「電気治療」と呼ばれるものは
などを指します。
これらは、電極を体に貼り、筋肉や神経に直接刺激を与える治療です。
特徴としては
主に
などに使用されます。
ヘルストロンは、電位治療(高電圧電界治療)と呼ばれる治療です。
椅子に座ることで体全体が電界に包まれ、全身に作用するのが特徴です。イメージとしては電気をまとうようなイメージですね。
個人的には、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人がまとっているオーラみたいなものと考えています(笑)。
当院で使用しているのは、医療用(最大30000ボルト)の機器です。
わかりやすくまとめると次の通りです。
結論としては、症状によって使い分けます。
当院では
を組み合わせて使用することもあります。
例えば
というように役割を分けて使うケースもあります。
当院では患者さんだけでなく
医療スタッフもヘルストロンを利用しています。
昼休みに15〜20分程度座って
午後の診療に備えることもあります。
刺激が少なく、短時間で利用できるため
体調管理として取り入れやすいのが特徴です。
当院ではヘルストロンを4台設置しています。
1回の利用時間は約15分程度です。
保険診療の物理療法として再診の方は、3割負担で300円程度で利用できます。
ヘルストロンと電気治療は、似ているようで全く違う治療です。
症状によって使い分けることで、より効果的な治療につながります。
気になる方は診察時にご相談ください。
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