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雨と暑さで動かなくなる時期に注意 転倒・骨折を防ぐために今できること ― 骨粗鬆症対策と体の準備 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

6月は、

  • ・雨が続く
  • ・蒸し暑くなる
  • ・外出が減りやすい

といった理由から、
自然と動く量が少なくなる時期です。

この時期に増えてくるのが、「最近あまり外に出ていない」「足腰が少し弱くなった気がする」

といった声です。

6月は「転びやすくなる条件」が重なります

雨や暑さの影響で、

  • ・歩く機会が減る
  • ・筋力やバランスが落ちる
  • ・動き出しが不安定になる

こうした状態が重なると、
転倒のリスクが一気に高まります。

特に、室内でのつまずき、濡れた路面での転倒は、この時期に多く見られます。

転倒で怖いのは「骨折」です

高齢者の転倒で問題になるのは、転んだことそのものよりも、その後の骨折です。

  • 手首、背骨、太ももの付け根これらの骨折は、
  • ・入院や手術が必要になる
  • ・動くのが怖くなる
  • ・生活の質が一気に下がる

といった影響につながることもあります。

骨折の背景にある「骨の状態」

転倒しても、骨がしっかりしていれば、大きなケガにならないこともあります。

一方で、骨がもろくなっていると軽い転倒でも骨折につながることがあります。

そのため、骨粗鬆症への早めの対策がとても重要です。

骨粗鬆症は「症状がないまま進む」こともあります

骨粗鬆症は、痛みがない、自覚症状がないまま進行することも少なくありません。

そのため、「特に困っていないから大丈夫」と思っている方こそ、一度状態を確認しておくこと(検診)が大切です。

検診は「不安になるため」ではありません

骨粗鬆症の検査は、今の骨の状態を知る、予防や治療が必要かを判断するためのものです。

結果をもとに、生活の工夫、運動、必要に応じた治療

を考えることができます。

転倒予防と骨の対策はセットです

転倒・骨折を防ぐためには、

  • ・動きを整える(リハビリ)
  • ・筋力・バランスを保つ
  • ・骨の状態を把握する

この両方が大切です。

高齢者の方では、週2〜3回の運動器リハビリ、体調に合わせて物理療法のみの日を組み合わせる

といった通院スタイルで、無理なく体を整えている方も多くいらっしゃいます。

まとめ:6月は「確認と準備」の月

雨や暑さで動く量が減りやすい6月は、

「何も起きていない今」

だからこそ、

  • ・体の動き
  • ・転倒のリスク
  • ・骨の状態

を確認しておく良いタイミングです。

転んでから、折れてからではなく、その前にできることを一緒に考えていきましょう。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年06月17日
メノエイドコンビパッチ限定出荷のお知らせ

メノエイドコンビパッチ限定出荷のお知らせ。

先週メノエイドコンビパッチの再開のお知らせをいたしましたが、想定以上の需要増加により又限定出荷となりました。薬局によっては、在庫がない場合もございます。

ご迷惑おかけしますが、場合によっては、代替品の処方での対応となります。

 

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2026年06月11日
雨の日こそ「休む」ではなく リカバリーに当ててほしい理由― 梅雨と暑さで疲労が抜けない体へ ―

  こんにちは。投稿一覧
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

6月に入ると、

  • ・雨が続く
  • ・蒸し暑くなる
  • ・体が重だるい

と感じる日が増えてきます。

スポーツをしている大人の方からも、こんな声が多くなります。

「雨だと走る気がしなくて」
「休んでいるはずなのに、疲れが抜けない」

実はこの時期、休んでいるつもり”が一番疲労を残しやすいことがあります。

よくある具体例

「雨だから何もしない日が続いていた」

  • 雨で屋外練習を中止
  • そのまま完全オフにした

本人としては、「休んでいるのにおかしいな」と感じますが、
体の中では、

  • ・筋肉の緊張が残ったまま
  • ・血流が落ちている
  • ・動きの癖がリセットされていない

という状態が続いていることがあります。

梅雨+暑さは「回復しにくい条件」

6月は、

  • ・湿度が高い
  • ・体温調整にエネルギーを使う
  • ・睡眠の質が下がりやすい

といった条件が重なります。

このため、

  • ・疲労が抜けにくい
  • ・張りが残りやすい
  • ・なんとなく調子が上がらない

という状態になりやすいのです。

雨の日は「リカバリー日に向いている」

雨で思い通りに運動できない日は、

「今日は何もしない日」にするのではなく、

「体を整える日」にしていただきたいと考えています。

  • ・張りを残さない
  • ・血流を促す
  • ・次に動く準備をする

こうしたリカバリーは、パフォーマンスを落とさないための重要な時間です。

リハビリで行っていること

リハビリ室では、

  • ・張りが出やすい部位
  • ・動きが硬くなっている関節
  • ・疲労が溜まりやすい使い方

を確認しながら、動きを整える、体の緊張をリセットするといったサポートを行っています。

「今日は追い込む日」ではなく、「戻す日」として使われる方も多くいらっしゃいます。

通院が負担になりやすい6月だからこそ

梅雨の時期は、

  • ・雨で外出が億劫になる
  • ・駐車場や移動が気になる
  • ・通院のハードルが上がる

という方も少なくありません。

そのため、定期的な運動器リハビリが難しい方、時間や天候の都合がつきにくい方には、
体の回復を目的として、物理療法のみでの通院をお勧めするケースもあります。

「今日は短時間で整える」
という選択肢があることで、回復のリズムを崩さずに済むこともあります。

まとめ:雨の日は“止まる日”ではありません

6月の雨の日は、「やる気が出ない日」ではなく、

「体を戻すための日」として考えてみてください。

しっかり動ける日を増やすために、
あえて雨の日をリカバリーに当てる。

それが、梅雨と夏を乗り切る一つのコツです。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年06月10日
暑さと梅雨で増える 「なんとなく調子が悪い」から始まるケガ ― 6月に保護者が気をつけたいポイント ―

  こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

近年、6月でも真夏のように暑い日、蒸し暑く体が重い日が増えてきました。

この時期、保護者の方から増えるのが、こんな相談です。

「最近、動きが重そうで…」
「痛いと言うほどではないけど、調子が悪そう」

実はこのなんとなく不調”の時期こそ、ケガの入口になることがあります。

 

よくある具体例

「暑さで集中力も体力も落ちていた」

  • ・部活は通常通り続いている
  • ・気温が高く、疲れが抜けにくい
  • ・本人は「大丈夫」と言っている

しかし、

  • ・動きが雑になる
  • ・フォームが崩れる
  • ・反応が遅くなる

といった変化が出やすいのが6月です。

暑さ・湿度は「体の感覚」を鈍らせます

暑さや湿度が高いと、

  • ・疲労を感じにくくなる
  • ・体のキレが落ちる
  • ・バランスが取りにくくなる

という状態が起こりやすくなります。

その結果、

  • ・転ぶ
  • ・ひねる
  • ・無理な動きになる

といったリスクが高まります。

6月は「様子見」が長引きやすい

梅雨の時期は、雨で受診のタイミングを逃す「もう少し様子を見よう」と先延ばしになることも多くなります。

しかし、同じ場所の違和感が続く、動きが明らかに変わってきた

場合は、早めに体の状態を整理する方が結果的に楽になることも少なくありません。

この時期、しっかり運動器リハビリを受ける日、体調が優れない日は、軽めの物理療法のみと、通院内容を調整されるご家庭も多くあります。

「今日は様子を見る」
「今日は体を整えるだけ」

そんな使い分けができることも、無理なく続けるための一つの方法です。

まとめ:6月は“調子が悪い”を軽く見ない

6月の不調は、「気のせい」「一時的な疲れ」ではなく、
体からのサインであることも多くあります。

暑さや梅雨でコンディションが落ちやすい時期だからこそ、
一度体の状態を整理することで、
夏に向けた準備がしやすくなります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年06月03日
更年期の不調と体のつらさ 「別々に通わなくていい」という選択 ― 忙しい女性が通い続けやすい理由 ―

更年期の不調と体のつらさ

「別々に通わなくていい」という選択

― 忙しい女性が通い続けやすい理由 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

5月頃から、女性の方から次のような相談が増えてきます。

「疲れが抜けない」
「肩や首、腰のつらさが強くなってきた」
「気分の浮き沈みと体の不調が重なっている感じがする」

更年期の時期は、
体調だけでなく、生活リズムや気持ちの面でも
変化を感じやすい時期です。

よくある具体例

「注射には来ているけれど、体のつらさは我慢していた」

例えば、こんな方がいらっしゃいます。

  • 更年期症状の治療で
    週に1〜2回、プラセンタ注射に通っている
  • その一方で
    肩こり・腰の重だるさ・体のこわばりが続いている
  • 「注射とは別の問題かな」と思い、我慢していた

ご本人としては、

「また別で相談するのも大げさかな」
「忙しいし、時間が取れなくて」

と感じてしまうことも少なくありません。

更年期の不調は「体の使い方」と重なることが多い

更年期の時期は、

  • ホルモンバランスの変化
  • 自律神経の乱れ
  • 睡眠の質の低下

に加えて、

  • 姿勢の崩れ
  • 無意識の緊張
  • 呼吸の浅さ

が重なり、
体のつらさとして表れやすくなります。

そのため、『婦人科的な治療』と『体のケア』

切り分けすぎないことが大切になる場合もあります。

「ついでに整える」という選択肢

当院では、

  • プラセンタ注射の日に
    リハビリを予約される方
  • 注射の前後に
    電気治療などの物理療法を受けて帰られる方

も多くいらっしゃいます。

「今日は注射だけ」
「今日は体を整える日」

と、その日の体調に合わせて
無理のない通い方を選べることが、
続けやすさにつながっています。

リハビリ・物理療法でできること

リハビリ室では、

  • 体の緊張が強い部分
  • 動きにくくなっている関節
  • 姿勢や呼吸の癖

を確認しながら、

  • 動きを整える
  • 血流を促す
  • こわばりを和らげる

といったサポートを行います。

「今日はしっかり動くのはつらい」
そんな日は、
物理療法のみで体を整えるという選択も可能です。

 

忙しい時期こそ「まとめて通える」メリット

更年期の時期は、

  • 仕事
  • 家庭
  • 自分の体調

すべてを抱え込みやすい時期でもあります。

その中で、

「別々の場所に通わなくていい」
「一度の来院で体と気持ちを整えられる」

という利便性は、
通院を続ける上で大きな助けになります。

まとめ:無理なく続けられる形を選んでください

更年期の不調は、

  • 一気に良くしようと頑張る
    よりも
  • 無理なく整え続ける

ことが大切な時期です。

プラセンタ注射と、
リハビリ・物理療法を     
生活の中で自然に組み合わせることで、

「通うこと自体が負担にならない」
当院ではそんな形を作ることができます。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年05月27日
外出が増える5月に注意したい 転倒の“前ぶれサイン” ― 今は元気な方にこそ知ってほしいこと ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

5月は気候も良くなり、買い物、散歩、外出の機会が増える時期です。

その一方で、この時期に増えるのが「転びそうになった」「つまずきやすくなった」というご相談です。

よくある具体例

「転んではいないけど、不安になってきた」

例えば、こんな声をよく聞きます。

「最近、段差でヒヤッとすることが増えて」
「歩くのが遅くなった気がする」

転倒はしていなくても、体はすでにサインを出していることがあります。

転倒は突然起きるわけではありません。転倒には、前ぶれがあります。

  • ・足が上がりにくい
  • ・歩幅が小さくなった
  • ・方向転換でふらつく
  • ・立ち上がりに時間がかかる

これらは、筋力・バランス・柔軟性が少しずつ低下しているサインです。

 

「まだ大丈夫」が一番もったいない

多くの方が、「今はまだ転んでいないから大丈夫」と考えます。

しかし、転倒予防は“転ぶ前”が一番効果的です。

この段階で体を整えておくことで、

  • ・転倒リスクを下げる
  • ・外出への不安を減らす
  • ・動く習慣を続けやすくする

ことができます。

 

リハビリの通い方は一つではありません

高齢者の方の場合、週2〜3日は
運動器リハビリ(理学療法士による施術)で
動きやバランスをしっかり整える

  • 体調や疲労に応じて、物理療法のみの日を組み合わせる

という通院スタイルを取られる方も多くいらっしゃいます。

毎回頑張りすぎず、体を休めながら整える日を挟むことで、通院を無理なく続けやすくなります。

物理療法の役割

物理療法は、

  • ・血流を促す
  • ・こわばりを和らげる
  • ・動き出しを楽にする

といった目的で行います。

「今日は少し疲れている」
「動く自信がない」

そんな日でも、体を整える手段として有効な選択肢になります。

まとめ:続けられる形が、一番の予防

転倒予防で大切なのは、一度頑張ることではなく続けられる形を作ることです。

運動器リハビリと物理療法をうまく組み合わせることで、無理なく通院を続け、安心して外出できる体を保つことができます。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年05月20日
疲労が抜けない人に多い 「回復の勘違い」 ― 休んでいるのに戻らない理由 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

5月は、運動量が増え、体も動くようになってくる一方で、こんな相談が増えてきます。

「しっかり休んでいるはずなのに、疲れが残る」
「走れるけど、調子が上がらない」 
「以前より回復が遅くなった気がする」

この状態、「休めていない」のではなく、「回復の仕方が合っていない」ことが多くあります。

よくある具体例

「休んでいるのに、ずっと重い」

例えば、こんなケースです。

  • ・平日は仕事で忙しい
  • ・週末にまとめて運動する
  • ・平日は「休養」のつもりで何もしていない

本人としては、「ちゃんと休んでいる」「睡眠も取れている」と感じています。

しかし実際には、

  • ・体の緊張が抜けきっていない
  • ・動きの癖がリセットされていない
  • ・疲労が“残ったまま積み上がっている”

という状態になっていることがあります。

回復=何もしない、ではありません

回復というと、完全休養、何もしない。をイメージされがちですが、
実際には

・体を整える

  • ・血流を促す
  • ・緊張をリセットする

といった要素も非常に重要です。

特に、忙しくてリハビリの時間が取りにくい方ほど、
回復の質が落ちやすくなります。

リハビリで整理できること

リハビリでは、

  • ・今の疲労の原因がどこにあるか
  • ・使いすぎている部位
  • ・回復を妨げている動き

を確認します。

「走りすぎ」「年齢」の一言で片づけず、体の状態を一度リセットすることで、回復スピードが変わることも少なくありません。

仕事や生活の都合で、定期的な運動器リハビリ通院が難しい、毎回しっかり時間を取れない、という方もいらっしゃいます。

そのような場合でも、体の回復を目的として、物理療法のみでの通院をお勧めするケースもあります。

「何もしない」よりも、今の状態に合った形で整えることが、結果的に疲労を溜めにくくします。

まとめ:疲労は“年齢”ではなく“サイン”

疲労が抜けない状態は、「もう若くないから」ではなく、

「今の体に合った回復ができていない」

というサインであることが多くあります。

一度体の状態を整理することで、その後の運動がずっと楽になるケースも少なくありません。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年05月13日
大会前に痛みが出たとき 休ませる?続けさせる?

― 保護者が一番悩むタイミングでの考え方 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

5月は、公式戦、大会、練習試合

などが本格化する時期です。

この時期、保護者の方から特に多くなる相談があります。

「大会前なのに、痛いと言い出して…」
「ここで休ませていいのか分からなくて」

5月は“判断を誤ると長引きやすい月”でもあります。

よくある具体例

「大会が近くて、無理をさせてしまった」

例えば、こんなケースがあります。

  • 練習量が増えている
  • 少し痛いが、本人は「出たい」と言う
  • 保護者も迷いながら練習を続けさせた

結果として、大会後に痛みが悪化、数週間〜数か月離脱

  • 「あの時、確認していれば…」

という流れになることも少なくありません。

大会前は「痛みが出やすい条件」がそろう

5月は、

・練習強度の上昇

  • ・試合による疲労の蓄積
  • ・緊張やプレッシャー

が重なり、体にかかる負担が一気に増える時期です。

成長期の体では、この負担が痛みとして表に出やすくなります。

休ませる=悪、ではありません

保護者の方が一番つらいのは、

「ここで休ませたら、チャンスを失うのでは」

という不安です。

しかし実際には、一度状態を確認したことで

  • ・完全に止めずに済んだ
  • ・出られる形で大会に臨めた

というケースも多くあります。

受診・リハビリで整理できること

この段階で体の状態を確認すると、今の痛みが、

・続けてもよいものか

  • ・控えた方がよい動作は何か
  • ・大会に向けてできる準備

を整理できます。

結果として、「何を気をつければいいか分かりました」
「判断材料ができて安心しました」という声をよくいただきます。

 

 

まとめ:大会前こそ「一度立ち止まる」

大会前に出た痛みは、「今だけ我慢すればいい」ではなく、

「この先も続けられるか」という視点で考えてみてください。

一度整理することで、その後の選択がずっと楽になります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年05月06日
成長期の体は大人と何が違うのか― 「若いから治る」が通用しない理由 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

保護者の方から、よくこんな言葉を聞きます。

「若いから、少し休めば治ると思っていました」
「体力はあるので、大丈夫かなと…」

確かに、成長期のお子さんは回復力が高く、多少の疲労や痛みでも動けてしまうことが多いです。
しかし実はここに、成長期特有の落とし穴があります。


よくある具体例

「休めば治ると思っていたのに、長引いてしまった」

例えば、こんなケースです。

練習後に膝やかかとが痛いと言う

  • 数日休むと楽になる
  • 再開すると、また同じ場所が痛む

保護者としては、「成長痛かな」「疲れがたまっているだけかも」と考え、様子を見続けます。

ところが数か月後、

・痛みが取れなくなった

  • ・別の部位まで痛くなった
  • ・思うように動けなくなった

という状態で受診されることも少なくありません。


成長期の体で起きていること

成長期の体では、

・骨の成長が筋肉より先に進む

  • ・筋肉や腱の柔軟性が追いつきにくくなる
  • ・動きのコントロールがまだ未熟

といった特徴があります。

そのため、同じ練習量・同じ動作でも、大人より負担が集中しやすいのです。

「体力がある」「走れている」という事実と、体が無理をしていないかどうかは、別問題になります。


なぜ成長期はケガが長引きやすいのか

成長期のケガが長引きやすい理由の一つは、痛みを我慢できてしまうことです。

  • ・動けてしまう
  • ・周囲からも「大丈夫そう」に見える
  • ・本人も「これくらいなら」と思ってしまう

結果として、

  • ・負担がかかり続ける
  • ・動きの癖が固定される
  • ・回復までに時間がかかる

という悪循環に入りやすくなります。

リハビリで大切にしている視点

リハビリでは、「どこが痛いか」だけでなく、

  • どんな動きで負担がかかっているか?左右差が出ていないか?疲れてくるとフォームがどう変わるか?

といった点を確認します。

成長期では特に、痛みが出ていない部分に原因があることも多く、
全身の動きを見ることが重要になります。

受診・リハビリは「止めるため」ではありません

本人・保護者の方が心配されるのが、「病院に行ったら、休ませることになるのでは…」という点です。

しかし実際には、

・続けられる練習

  • ・一時的に控えた方がよい動き
  • ・今の成長段階に合ったリハビリ
  • ・柔軟性の獲得

結果として、「完全に休ませずに済んだ」「悪化する前に対応できた」

ということも少なくありません。


「今」を守ることが、「先」を守ることにつながる

成長期は、体が大きく変わる大切な時期です。

この時期に無理を重ねてしまうと、

  • ・ケガを繰り返す
  • ・スポーツへの不安が強くなる

といった影響が残ることもあります。

一方で、早めに体の状態を確認し、必要なリハビリを行うことで、

  • ・安心して続けられる
  • ・将来のケガ予防につながる

というメリットもあります。


まとめ:「若いから大丈夫」は判断材料にならない

成長期の体は、「若いから治る」だけで判断できるほど単純ではありません。

  • 動けているけれど、負担がかかっていないか?
  • 同じ痛みを繰り返していないか?

この視点を持つことが大切です。

迷った時は、一度受診・リハビリを行い体の状態を整理するだけでも、
その後の判断がずっと楽になります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年04月29日
ついに人類がマラソン2時間の壁を突破

ついにマラソン界で歴史が動きました。

ロンドン・マラソンで男子のサウェ(ケニア)選手が1時間59分30秒の世界新記録を樹立。従来の記録を1分5秒更新し、公認レースで人類初の2時間切りを達成しました。

長年「不可能」とされてきた2時間の壁。



それがついに公式レースで破られただけでなく、

2位の選手もサブ2を達成

という、驚くべき結果となりました。

2019年、エリウド・キプチョゲが人類初の2時間切りを達成した時、それは「特別な条件下での記録」とされていました。

しかし今回の結果は違います。

👉 通常のレース環境でもサブ2が現実になった

しかも複数人が到達したことで、

👉 “人類の限界が更新された”のではなく

“到達可能な領域が一気に広がった”

と考えるべきでしょう。

では、この記録は何がすごいのでしょうか?

単純に「速い」という話ではありません。

  • 前半ハーフ:1:00:29
  • 後半ハーフ:59:01

ネガティブスプリットでサブ2

これ、意味分かりますか?

👉「後半の方が速い」

今回のポイントは、“後半の方が速い”という走り(ネガティブスプリット)です。

通常、マラソンは30km以降で失速する競技です。

しかしトップ選手は、

・前半で無理をしない

・エネルギーを温存する

・最後までフォームを崩さない

ことで、後半にペースを上げています。

 

私自身もネガティブスプリットでいきたいと過去チャレンジしてきましたが、後半上げていくのはとても難しい。ついつい、前半ペースを上げてしまい、35km以降足が残っていない。

マラソンを走るうえで、難しいネガティブスプリットを、とんでもないペースで達成しているのです。

しかも、今回は、同時にサブ2達成が同時に2人。

安西先生の言葉を借りれば「それも………2人同時にだ」状態です。

 

人類の限界は、果たしてどこまでなのか?とても興味深いところです。

👉 通常のレース環境でもサブ2が現実になった

しかも複数人が到達したことで、

👉 “人類の限界が更新された”のではなく

“到達可能な領域が一気に広がった”
と考えるべきでしょう。

マラソンにおける記録は、

・コース

・シューズ

・ペースメーカー

・トレーニング科学

といった複数の要素が組み合わさって決まります。

① コース(環境設計)

高低差が少なく、風の影響が少ないコースでは

エネルギー消費が大きく変わります。

→ 同じ能力でも記録が数分単位で変わることもあります

② シューズ(技術革新)

近年の厚底+カーボンプレート搭載シューズは

エネルギー効率を大きく改善しています。

単なる「軽さ」ではなく、

👉 “推進力を補助する装置”

に進化しています。

③ ペースメーカー(集団戦略)

風除けやペース維持により、

選手はエネルギー消費を抑えながら走ることができます。

今回のようにハイレベルな集団では、

👉 “一人で戦っていない”ことが記録更新につながる

④ トレーニング科学

・乳酸コントロール

・高地トレーニング

・栄養戦略

これらの進化により、

👉 「最後まで崩れない走り」が可能になっている

ということだと思います。今後、才能と、技術、トレーニング科学の融合がどこまで人類の記録を伸ばしてくれるのか楽しみです。個人的には心理的な2時間の壁が壊れたことで、一気に記録更新ラッシュがあるのではないかと考えています。

トップ選手とはくらべものにはなりませんが、マラソンという競技は、年齢が上がっても自己ベストを更新できる競技と思っています。私も50過ぎまでは、自己ベスト更新をできると考えていますので、励みにして頑張っていこうと思いました。市民ランナーの皆さんも頑張っていきましょう。

ケガや痛みが出たときは、当院にご相談を!

2026年04月28日