ヘルストロンってなに
— 座るだけで受けられる電位治療 —
整形外科の待合室やリハビリ室で
「ヘルストロン」という椅子型の機械を見かけたことがある方もいるかもしれません。
患者さんからよく聞かれるのが
・これは何をする機械ですか?
・電気治療とは違うのですか?
・肩こりに効くのですか?
といった質問です。
ヘルストロンは、電位治療(高電圧電界治療)と呼ばれる医療機器で、椅子に座ることで体全体が電界の中に入り作用する仕組みになっています。
整形外科では、慢性的な肩こりなどの症状に対して利用されることがあります。
今回は
・ヘルストロンとはどのような治療なのか
・どんな症状に使われるのか
・実際の治療の流れ
について分かりやすく解説します。
ヘルストロンとは(電位治療)
ヘルストロンは、体に高電圧の電界をかける電位治療器です。
整形外科のリハビリでは
・低周波治療
・干渉波治療
・超音波治療
など様々な物理療法があります。
これらの治療は、患部に電極を貼ったり機器を当てたりして局所に作用する治療です。
一方でヘルストロンは
体全体が電界の中に入る
という特徴があります。
椅子に座ることで体全体が電界に包まれ、全身に作用する仕組みです。
そのため局所の痛みだけではなく
・慢性的な肩こり
・頭痛
・体のだるさ
・自律神経の乱れ
などの症状に対して利用されることがあります。
ヘルストロンの効果
ヘルストロンは医療機器として
・肩こり
・頭痛
・不眠症
・便秘
に対する効果が認められています。
整形外科では特に
慢性的な肩こりや首こり
で利用されることが多い治療です。
実際に利用されている患者さんからは
・肩が軽くなった
・体が温かくなる
・よく眠れるようになった
・体がリラックスする
といった感想をいただくことがあります。
もちろん効果の感じ方には個人差がありますが、
慢性的な症状の方が継続して利用されるケースが多いのが特徴です。
ヘルストロンは痛い?ビリビリする?
患者さんが最も心配されるのが
「電気がビリビリするのでは?」
という点です。
低周波治療では電気刺激を感じることがありますが、
ヘルストロンはそのような刺激はほとんどありません。
患者さんから多く聞く感想は
・体が温かくなる
・リラックスする
・眠くなる
というものです。
そのため
・電気治療が苦手な方
・高齢の方
でも比較的受けやすい治療です。
治療時間はどれくらい?
当院では
1回15分程度で治療を行っています。
椅子に座るだけなので
・診察後
・リハビリの待ち時間
・帰る前
などに利用される方もおられます。
また慢性的な症状の場合は、定期的に利用される患者さんも多い治療です。
どんな人におすすめ?
次のような方には一度試してみる価値があるかもしれません。
・慢性的な肩こりがある
・マッサージをしてもすぐ戻る
・体がなんとなくだるい
・眠りが浅い
・自律神経の乱れを感じる
薬を使わずに体調を整えたいという方にも利用されることがあります。
まとめ
ヘルストロンは
電位治療という方法を使った医療機器です。
特徴は
・椅子に座るだけ
・全身に作用
・刺激が少ない
という点です。
慢性的な
・肩こり
・頭痛
・不眠
などで悩んでいる方は、一度相談してみるのもよいかもしれません。
気になる方は診察時にお気軽にご相談ください。