ストレートネック

ストレートネックとは?

― 症状・検査・治療・リハビリ ―

ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いている首の骨(頚椎)が、まっすぐに近い状態になっていることを指します。

ひどい方では、頚椎のカーブが後ろに凸(後湾)している方もいます。
近年、スマートフォンやパソコン作業の増加により、若い世代から中高年まで増えている状態です。いわゆるスマホっ首なんて呼ばれています。

肩こりや首の痛みの原因となることが多く、適切な評価とリハビリテーションが重要です。


このような症状はありませんか?

  • ・慢性的な肩こり・首こりがある
  • ・首の付け根が重だるい
  • ・長時間のデスクワークで症状が悪化する
  • ・頭痛や目の疲れを感じることがある
  • ・マッサージをしてもすぐ元に戻る
  •  

これらの症状がある場合、ストレートネックが関係している可能性があります。


ストレートネックの原因

ストレートネックは病名というより、姿勢の乱れによって生じる状態です。

主な原因として

  • ・スマートフォンの長時間使用
  • ・パソコン作業での前かがみ姿勢
  • ・猫背・巻き肩
  • ・首や肩周囲の筋肉の緊張

などが挙げられます。

首が前に突き出た姿勢が続くことで、
首や肩にかかる負担が増え、痛みやこりが生じます。


検査・診断

  • ・問診(症状の経過、生活習慣)
  • ・視診・姿勢評価
  • ・首の動き(可動域)の確認
  • レントゲン検査(必要に応じて)

👉 レントゲンでは、頚椎のカーブの状態を確認します。
👉 神経症状がある場合は、MRIなどの検査をおすすめします。


治療について

保存療法が基本です

ストレートネックの治療は、手術を行うことはありません

  • 内服薬・外用薬(痛みが強い場合)

鎮痛薬や筋弛緩薬、湿布、漢方薬などを処方します。

  • 物理療法

干渉波、超音波治療、頚椎の牽引治療や温熱療法などを行います。

  • 日常生活での姿勢指導

理学療法士による運動指導やリラクゼーション治療

薬やマッサージだけでは根本的な改善は難しいのが特徴です。


【重要】ストレートネックにおけるリハビリテーション

ストレートネックの改善には、
首・肩・背中を含めたリハビリテーションが欠かせません。

当院では、

  • ・頸部・肩甲帯の柔軟性改善
  • ・姿勢を支える筋肉のトレーニング
  • ・猫背・巻き肩の修正
  • ・デスクワーク・スマートフォン使用時の姿勢指導
  • ・自宅でできる運動指導

を行い、症状の軽減と再発予防を目指します。

👉 一時的に楽になる治療ではなく、
👉 「繰り返さない体づくり」を重視しています。


ストレートネックと肩こりの関係

ストレートネックがあると、首や肩の筋肉に常に負担がかかり、肩こりが慢性化しやすくなります。

「肩こりだけだから」と放置せず、姿勢や首の状態を評価することが大切です。

このような方はご相談ください

  • ・肩こりが長年続いている
  • ・デスクワークやスマホ使用が多い
  • ・整体やマッサージで改善しない
  • ・首の痛みや頭痛を繰り返している

  • よくある質問
  • ストレートネックは治りますか?
    A. 骨の形そのものを完全に元に戻すことは難しい場合もありますが、
    リハビリにより症状の改善や再発予防は十分に可能です。
  • リハビリは痛いですか?
    A. 痛みの少ない運動療法が中心ですのでご安心ください。

 

2026年03月05日