院長のひとりごと
ついに人類がマラソン2時間の壁を突破

ついにマラソン界で歴史が動きました。

ロンドン・マラソンで男子のサウェ(ケニア)選手が1時間59分30秒の世界新記録を樹立。従来の記録を1分5秒更新し、公認レースで人類初の2時間切りを達成しました。

長年「不可能」とされてきた2時間の壁。



それがついに公式レースで破られただけでなく、

2位の選手もサブ2を達成

という、驚くべき結果となりました。

2019年、エリウド・キプチョゲが人類初の2時間切りを達成した時、それは「特別な条件下での記録」とされていました。

しかし今回の結果は違います。

👉 通常のレース環境でもサブ2が現実になった

しかも複数人が到達したことで、

👉 “人類の限界が更新された”のではなく

“到達可能な領域が一気に広がった”

と考えるべきでしょう。

では、この記録は何がすごいのでしょうか?

単純に「速い」という話ではありません。

  • 前半ハーフ:1:00:29
  • 後半ハーフ:59:01

ネガティブスプリットでサブ2

これ、意味分かりますか?

👉「後半の方が速い」

今回のポイントは、“後半の方が速い”という走り(ネガティブスプリット)です。

通常、マラソンは30km以降で失速する競技です。

しかしトップ選手は、

・前半で無理をしない

・エネルギーを温存する

・最後までフォームを崩さない

ことで、後半にペースを上げています。

 

私自身もネガティブスプリットでいきたいと過去チャレンジしてきましたが、後半上げていくのはとても難しい。ついつい、前半ペースを上げてしまい、35km以降足が残っていない。

マラソンを走るうえで、難しいネガティブスプリットを、とんでもないペースで達成しているのです。

しかも、今回は、同時にサブ2達成が同時に2人。

安西先生の言葉を借りれば「それも………2人同時にだ」状態です。

 

人類の限界は、果たしてどこまでなのか?とても興味深いところです。

👉 通常のレース環境でもサブ2が現実になった

しかも複数人が到達したことで、

👉 “人類の限界が更新された”のではなく

“到達可能な領域が一気に広がった”
と考えるべきでしょう。

マラソンにおける記録は、

・コース

・シューズ

・ペースメーカー

・トレーニング科学

といった複数の要素が組み合わさって決まります。

① コース(環境設計)

高低差が少なく、風の影響が少ないコースでは

エネルギー消費が大きく変わります。

→ 同じ能力でも記録が数分単位で変わることもあります

② シューズ(技術革新)

近年の厚底+カーボンプレート搭載シューズは

エネルギー効率を大きく改善しています。

単なる「軽さ」ではなく、

👉 “推進力を補助する装置”

に進化しています。

③ ペースメーカー(集団戦略)

風除けやペース維持により、

選手はエネルギー消費を抑えながら走ることができます。

今回のようにハイレベルな集団では、

👉 “一人で戦っていない”ことが記録更新につながる

④ トレーニング科学

・乳酸コントロール

・高地トレーニング

・栄養戦略

これらの進化により、

👉 「最後まで崩れない走り」が可能になっている

ということだと思います。今後、才能と、技術、トレーニング科学の融合がどこまで人類の記録を伸ばしてくれるのか楽しみです。個人的には心理的な2時間の壁が壊れたことで、一気に記録更新ラッシュがあるのではないかと考えています。

トップ選手とはくらべものにはなりませんが、マラソンという競技は、年齢が上がっても自己ベストを更新できる競技と思っています。私も50過ぎまでは、自己ベスト更新をできると考えていますので、励みにして頑張っていこうと思いました。市民ランナーの皆さんも頑張っていきましょう。

ケガや痛みが出たときは、当院にご相談を!

2026年04月28日
花粉症シーズンですね。薬だけでなく「体調を整える」選択肢も ヘルストロン花粉症に効くの?

最近、整形外科の診察のついでに

「花粉症の薬も出してもらえますか?」

という患者さんが増えてきました。

春が近づくこの時期、花粉症シーズンの始まりを感じます。

今年は花粉量が多いという予測もあり、すでに症状が出始めている方もいるのではないでしょうか。

花粉症といえば、一般的には

  • 抗アレルギー薬

  • 点鼻薬

  • 点眼薬

などの薬物療法が中心になります。

これらは症状を抑えるために非常に重要な治療です。

一方で最近、患者さんからこんな質問をいただくことがあります。

「ヘルストロンって花粉症に効くんですか?」

今回はこの点について、少し触れてみたいと思います。


 

ヘルストロンとは?

ヘルストロンは電位治療器と呼ばれる医療機器で、体に高電圧の電位をかけることで体調を整えることを目的とした治療機器です。

日本では医療機器として承認されており、主に次のような症状への効果が認められています。

  • ・頭痛

  • ・肩こり

  • ・慢性便秘

  • ・不眠症

当院でも、リハビリの一環として利用されている患者さんがいらっしゃいます。

また、ヘルストロンは

  • ・血流改善

  • ・自律神経の調整

といった作用があると言われています。


 

花粉症に効く?という話について

患者さんの中には

「ヘルストロンに入ると花粉症が楽になる気がする」

と話される方も時々いらっしゃいます。

ただし、残念ながら現時点で花粉症への効果を示す十分な医学的エビデンスはありません。

そのため、花粉症の治療として積極的に推奨されるものではありません。ただし、実際そのような実感を感じている人が一定数いることもまた事実です。

一方で、花粉症の症状は

  • ・体調

  • ・睡眠

  • ・ストレス

  • ・自律神経のバランス

などの影響を受けることも知られています。

そのため、体調が整うことで結果的に症状が軽く感じる方がいる可能性は考えられます。


 

花粉症対策は「体調管理」も大切

花粉症の症状は、実は日によってかなり変わります。

例えば

  • ・寝不足の日

  • ・疲れている日

  • ・体調が悪い日

には症状が強く出ることがあります。

そのため

  • ・十分な睡眠

  • ・適度な運動

  • ・体調管理

といった生活面も意外と大切です。ヘルストロンも、そうした体調を整える目的で利用される方がいる治療の一つといえるでしょう。


 

花粉症でお困りの方はご相談ください

花粉症の症状がつらい場合は、薬による治療が基本になります。

当院でも診察のうえで

  • ・抗アレルギー薬

  • ・点鼻薬
  • ・点眼薬

などの処方が可能です。私自身花粉症でかなり苦しんでいたのでとても気持ちはわかります。ちなみに、私は昨年から花粉症の症状はかなり改善しています。今年はまだアレルギー薬使用せずに、マラソン練習もしてますが症状出ておりません。

また、体調管理の一つとして

ヘルストロンを利用してみたいという方もお気軽にご相談ください。

花粉症シーズンを少しでも快適に過ごせるよう、サポートしていきたいと思います。

2026年03月16日
春の転勤・進学で福岡に来られる方へ|新生活で増える体の不調、ご相談ください

気づけば、もう3月。

受験や就職活動に向けて、体調を整えながら頑張ってこられた患者さんたちが、それぞれの新しい道へ進まれていきます。

その報告を聞くたびに、私たちも胸が温かくなります。

卒業・進学・就職を迎えられる皆さま、本当におめでとうございます。

 

そしてこの春、転勤や進学で福岡・西新に来られる皆さまへ。

新しい環境は、期待と同じくらい緊張や疲れも伴います。

慣れない生活リズム、人間関係、仕事や勉強のプレッシャー。

その影響は、身体にも正直にあらわれます。

・肩や腰の痛みが強くなる

・月経周期が乱れる

・なんとなく疲れが抜けない

・以前は気にならなかった症状が出てくる

環境変化による体調の揺らぎは、決して珍しいことではありません。

 

当院は、西新で開業して2年。

整形外科と婦人科を併設し、身体とホルモン、両方の側面からサポートできる体制を整えています。

親子で来院される方、仕事帰りに立ち寄られる方、

「病院に行くほどではないかもしれないけれど、少し気になる」

そんな段階で相談に来られる方も少なくありません。

新しい土地では、頼れる場所があるかどうかが安心感につながります。

西新は、食も豊かで、温かい街です。また、学校も多く、とても活気があります。

その中で、医療面の“拠り所”の一つとして、当院がお役に立てれば幸いです。

 

些細なことでも構いません。

無理を重ねる前に、どうぞご相談ください。

 

3年目を迎える「かなざわ整形外科・婦人科」

 

これからも地域の皆さまの伴走者であり続けたいと思います。

 

整形外科予約

 

婦人科予約

 

当院紹介

2026年03月03日
サブ3.5への挑戦。壁に跳ね返された鹿児島マラソン

2026年の 鹿児島マラソン を走ってきました。

結果は——

3時間53分35秒(グロス)

目標にしていたサブ3.5には届きませんでした。

正直に言うと、今はやっぱり口惜しいです。


レース前の自分

今回はかなり本気で準備していました。

  • スタートブロックはB

  • 補給計画も事前に決定

  • ペースも何度もシミュレーション

天候は晴れ。

気温は11℃〜21℃予想。

「少し暑いかもしれない」

そんな不安はありましたが、

それ以上に「いけるかもしれない」という感覚もありました。


前半 ―― 想定通り、でも少し速かったか

序盤は5分前後で安定。

大きな乱れもなく、

ハーフまでは冷静に走れていました。

振り返ると、暴走というほどではない。

でも、

“この日のコンディションでの限界ライン”で走っていた

のだと思います。

暑さは後半にじわじわ効いてきます。


30kmまでは戦えていた

25km〜30kmでは4分台も出ています。

脚も完全には終わっていない。

心肺もまだ余裕がある。

「今日は粘れるかもしれない」

そう思ったのも事実です。


そして、34kmから崩れた

34km 5:58

35km 6:50

36km 7:09

37km 8:23

38km 9:19

典型的な失速。

いわゆる“壁”というより、

脚の完全な売り切れ

でした。

呼吸はまだいけるのに、脚が前に出ない。

あの感覚は何度経験してもきつい。


何が足りなかったのか

冷静に振り返ると、

・30km以降の筋持久力

・暑さへの耐性

・「脚を残す走り」の徹底

このあたりが課題だと感じています。

前半が極端に速かったわけではない。

でも、42.195kmは本当にシビアです。

5kmを8回走るのとは、まったく別物。


それでも収穫はあった

30kmまでは崩れなかったこと。

これは以前の自分より確実に前進しています。

そして何より、

本気で悔しいと思えていること。

これが今の自分にとって一番大きい。

もし本気でなければ、ここまで悔しくないはずです。


次へ

今回で改めて分かりました。

サブ3.5は夢ではない。

でも、簡単でもない。

だからこそ面白い。

目標は変えません。

むしろ、より具体的になりました。

  • 30km走の質を上げる

  • 後半ビルドの練習を入れる

  • 脚の耐久力を徹底強化する

やることは明確です。

まずは2週間、電気治療と酸素ボックスでリカバリーに努めます。回復後、来シーズンに向けてトレーニング再開しようと思います。


最後に

マラソンは、

努力がそのまま結果になるとは限らない。

でも、努力した人にしか見えない景色があります。

今回の3時間53分は、

ただの失敗タイムではありません。

次に進むための、リアルな現在地。

また積み上げます。

次は、取りにいきます。

2026年03月02日
いよいよ明日は鹿児島マラソン2026

鹿児島マラソン前日|整えて、信じて、スタートへ

いよいよ明日が鹿児島マラソン本番です。
ここまで積み上げてきた数か月のトレーニングが、42.195kmという形になります。

前日は「何かを足す日」ではありません。
整えて、信じて、余計なことをしない日です。

 


今日の過ごし方

 

①最後の酸素チャージ

本番前の仕上げとして、出発前に、酸素ボックスに入り、しっかりと酸素チャージを行います。

高気圧環境下で体内に取り込まれる溶解型酸素は一定時間体内にとどまるといわれています。
その特性も踏まえ、前日ぎりぎりまでコンディションを整えます。

 

②仕事終わった後鹿児島へ移動。

ゆっくりサウナで整えます。明日のランニング用プレイリストを整理します。

 

③ 可動域と張りの最終チェック

ストレッチを通して、

  • ・股関節の動き

  • ・ハムストリングスの張り

  • ・ふくらはぎの硬さ

を確認します。この段階で強い違和感がなければ、
過度に触りすぎないことも大切です。

 

レース直前に慌てるのではなく、
前日に落ち着いて整えることが重要だと感じています。

 


 

レースプランの最終確認

目標はサブ3.5。

戦略はネガティブスプリット。

  • 前半は5:00〜5:05/kmで抑える

  • ハーフ通過は1時間45分前後

  • 30km以降で粘る

前半は「遅い」と感じるくらいでちょうどいい。

これを守れるかどうかが、最大のポイントです。

やや気温が高いのが心配です。

 


 

前日にやらないこと

  • 新しい補給食を試す

  • 新しいシューズを履く

  • 不安から長く走る

  • SNSを見すぎて焦る

前日は実験の日ではありません。

ここまでやってきたことを、そのまま出すだけです。

 

不安はあって当然

前日になると、

・本当に走り切れるのか

  • ・失速しないか

  • ・体が重い気がする

そんな感覚が出てきます。

しかしこれは、ピーキング過程でよくある現象でもあります。
疲労が抜けきる前の「揺れ」のようなものです。不安に反応して何かを足す必要はありません。

 


 

明日、スタートラインに立つ

ゼッケンを眺めながら、
ここまでの練習を振り返っています。

そこから積み上げてきた時間。

明日は、結果をコントロールすることはできません。
しかし、前半を抑えること、最後まで粘ることはコントロールできます。

整えて、信じて、静かにスタートラインに立ちたいと思います。

鹿児島マラソン、行ってきます。

2026年02月28日
鹿児島マラソンまで1週間

こんにちは

鹿児島マラソンまで残り1週間となりました。
ここまで積み上げてきたトレーニングを、いよいよ形にする時期です。

目標はサブ3.5(3時間30分切り)
そのために組み立ててきた練習内容と、最終週の過ごし方、そしてレースプランを整理しておきます。


ここまでの走力確認

これまで取り組んできた主なポイント練習は、

  • 1km 4:00 ×5本(インターバル)

  • 4:30/kmで14kmのペース走

  • 距離走も大きなトラブルなく完遂

この内容から考えると、
サブ3.5に必要なレースペース(約4:58/km)は、
「無理なスピード」ではありません。

重要なのは、この走力を当日まで削らずに持っていくことです。


最終週のトレーニング方針

 疲労を抜きながら動きを維持

  • 30〜40分の軽いジョグ

  • 流しを数本(100m程度)

  • ストレッチと可動域確認

目的は「整える」こと。追い込む練習は行いません。

  • レースペース確認も少しだけ

ここで重要なのは、「物足りない」と感じる程度で終えること。

  • 15〜20分の軽いジョグ

  • 軽い流しを数本

脚を動かすだけで十分です。

走力を上げる余地はありません。
削らないことが最優先です。

 


 

レースプラン:ネガティブスプリット

今回の戦略はネガティブスプリット
後半に余力を残すプランです。

前半(〜ハーフ)

  • 5:00〜5:05/kmで入る

  • とにかく抑える

  • 周囲に流されない

ハーフ通過目安は1時間45分前後。
「少し物足りない」くらいが理想です。

 


 

中盤(21km〜30km)

  • 4:55/km前後へ徐々に上げる。ここであげることができれば、目標に近づきます。

  • 呼吸とフォームの安定を意識

ここで余裕があるかどうかが分岐点です。


 

終盤(30km以降)

  • 余力があれば4:50/km前後。さらにギアをあげればあとは気持ちでいけるはず。

  • 粘ることを最優先

サブ3.5は、前半の貯金ではなく、
後半の粘りで達成するものだと考えています。


 

最終週に意識すること

  • ・睡眠を削らない

  • ・新しいことを始めない

  • ・張りや違和感は早めに整える

・干渉波などの物理療法で筋緊張を整えたり、
・酸素ボックスに入り、しっかりと酸素チャージを行う
とにかくコンディションを安定させます。

最終週は特に、強い刺激を入れることよりも「回復の質」を高めることが重要です。
酸素ボックスでの時間は、単なるリラックスではなく、
高強度練習で蓄積した疲労を整理し、本番に向けて身体を整えるための“仕上げの時間”と位置づけています。

ゼッケンが届いてからは、番号を眺めながら「いよいよだな」と実感する時間も増えました。
その流れの中で、レース直前にも酸素ボックスに入り、しっかりと酸素チャージをして本番に備える予定です。

一般的に高気圧環境下で体内に取り込まれた溶解型酸素は一定時間体内にとどまるといわれています。
その特性も意識しながら、前日ぎりぎりまでコンディションを整え、万全の状態でスタートラインに立ちたいと考えています。

「治療」ではなく、
パフォーマンスを落とさないための調整という位置づけです。


1週間前に出てくる不安

  • 本当にこのペースでいけるのか

  • 失速しないか

  • 体が重く感じる

これは多くのランナーが経験する感覚です。

しかし、ここまで積み上げた練習は消えません。

不安に反応して走り込むことが、
最も避けるべき行動です。


鹿児島マラソンへ

残り1週間。

  • 無理をしない

  • 焦らない

  • 削らない

静かに整えて、本番を迎えます。

サブ3.5は挑戦ですが、無謀ではないと思っています。当日は、応援ナビというアプリで追跡できますので是非応援お願いします。

 

応援ナビダウンロードはこちら

ここまでの積み上げを信じて、スタートラインに立ちたいと思います。

2026年02月21日
鹿児島マラソンまで2週間~サブ3.5への挑戦~

鹿児島マラソンまで、いよいよ残り2週間となりました。
この時期をどう過ごすかで、当日の感覚は大きく変わります。

今回で3回目のフルマラソン。ここまで継続してトレーニングを積んできたことはないので正直よくやっているなと思います。

今回は、距離走を無事に終えた段階での現在地と、ここから2週間で意識している調整の考え方についてまとめます。

 


 

距離走を終えて感じていること (さらに…)

2026年02月14日
冬季オリンピックが始まりました。

オリンピックとフィギュアスケート。詳しくは分からないけど、つい見てしまいませんか?

ミラノ・コルティナ五輪が始まり、テレビではさまざまな競技が連日放送されますよね。

その中でも、やはり注目されているのがフィギュアスケートです。

正直なところ、採点競技については

ジャンプの種類や回転数、点数の付き方などは、あまりよく分かりません。

それでも、音楽に合わせて氷上を舞う姿や、演技全体の華やかさには、つい見入ってしまいます。

最近、そんなフィギュアスケートを題材にした漫画

メダリストを読んでいます。

この漫画が面白いのは、キャラクターももちろんのこと「華やかな演技の裏側」がとても丁寧に描かれている点です。

競技のルールや採点の考え方などが選手やコーチの目線でのことが描かれています。

テレビで見ているだけでは分からない世界が、分かりやすく描かれていて、

「フィギュアって、こんなに細かい判断と積み重ねの競技なんだ」と驚かされました。

フィギュアスケートというと、どうしてもジャンプの成功・失敗や順位に目が行きがちですが、

漫画を読んでからオリンピックの演技を見ると、又色々と想像が掻き立てられる気がします。

『メダリスト』は、フィギュアに詳しくない人でも読みやすく、

「ルールが分からないから楽しめない」という壁を、うまく取り払ってくれる作品だと感じました。

アニメ化もされており、一度見てみてください!

オリンピックをきっかけに、漫画やアニメからフィギュアの世界に触れてみるのもおすすめです。

ルールや点数の仕組みが完璧に分からなくても、

まずは「きれいだな」「すごいな」と感じるところからで十分。結局、マンガ読んでも何のジャンプかとか見ても良く分からないままです(笑)

オリンピックを応援しながら、そして『メダリスト』を読みながら、そんな楽しみ方もいいのではないでしょうか?

 

2026年02月07日
鹿児島マラソンまで1ヶ月~サブ3.5への道~

鹿児島マラソンまで1か月|現在地と残り4週間の考え方

鹿児島マラソンまで、いよいよ残り1か月となりました。
久しぶりにブログを再開し、ここまでのトレーニング状況と、今感じていることを整理しておきたいと思います。

今回の記事は、

  • これから本番を迎える市民ランナーの方

  • マラソントレーニングを続けているが、不安や迷いが出てきた方

そんな方に向けて、**「1か月前のリアルな現在地」と「ここから意識したいポイント」**をまとめた内容です。

 


 

これまでを振り返って (さらに…)

2026年01月31日
実は継続して走っています。

しばらくブログの更新が空いてしまいましたが、久しぶりに再開したいと思います。
日々の診療や業務に追われつつも、「書きたいこと」「伝えたいこと」は頭の中にはたくさんあり、ようやく少し腰を据えて向き合えるタイミングが来ました。

今回は、鹿児島マラソンに向けた現在のトレーニング状況を軸に、ランナーの皆さん、そして日常的に運動をされている方に向けた内容としてまとめてみます。

 


 

 

下関マラソン後も、実は走り続けていました

 

2025年11月の下関マラソンでは、結果は4時間7分(グロスタイム)。
本音を言えば、サブ4を狙っていただけに悔しさの残る結果でした。

実は、初めてフルマラソンを走った2024年の福岡マラソン後は、「走り切った達成感」その後の寒さ、次のレースの予定もないことから特に走っていませんでした。

今回夏から改めてトレーニングを再開し、下関マラソンに臨み、次の目標を設定することで、さらなる記録更新を目指すことにしました。
3/1の鹿児島マラソンにエントリー。間隔も4か月あり、大学時代を過ごした鹿児島!これを次の目標、サブ4達成を目指してトレーニングを継続してきました。

距離や強度を抑えつつ、

  • 疲労を抜く期間

  • フォームを意識したジョグ

  • 体調と相談しながらのポイント練習

を重ね、「走る習慣」そのものを切らさないことを最優先にしてきました。

この“ゼロに戻らなかった”選択が、現在の状態につながっていると感じています。

 


 

 

現在のトレーニング状況

鹿児島マラソンに向け、少しずつ負荷を上げてきています。
現状の目安は以下の通りです。

  • インターバルトレーニング:1km 4分台ペース × 5本をこなせるようになっています。

  • ペース走:4分30秒/kmで15kmくらいは可能。

  • 距離走:30kmなら5分/kmでも翌日疲労は軽度
  •  

まだ「余裕十分」という状態ではありませんが、1-2年前からは考えられないほどの成長だと感じています。
下関マラソン前と比較すると、

  • ペースに対する身体の反応

  • 心拍や呼吸の落ち着き方

  • 翌日に疲労を残しすぎない感覚

は確実に改善してきています。

当初、鹿児島マラソンはサブ4リベンジの位置づけでしたが、下関マラソンの後半のアップダウンや使用していたシューズなどを考えると、正直、鹿児島のサブ4は手堅いんじゃないかとすら思えてくるほどになりました。(実際はわかりませんが…)
トレーニングを積み重ねる中で、

  • ペース走の距離が伸びてきたこと

  • スピード練習を一定本数こなせるようになったこと

  • レースペースへの不安が徐々に減ってきたこと

これらを踏まえ、現在は目標をサブ3.5へ引き上げています。

もちろん簡単な数字ではありませんが、無謀ではなく、挑戦する価値のあるラインとして、鹿児島マラソンを位置づけています。

 


 

 

 

 

疲労回復とメンテナンスもトレーニングの一部

 

トレーニング量や強度が上がるにつれ、以前にも増して意識しているのが疲労回復とコンディショニングです。

走ることそのものだけでなく、

  • 疲労を翌日に残さないこと

  • 小さな違和感を早期にリセットすること

  • 仕事とトレーニングを両立させること

これらが、結果的に安定した練習継続につながります。

現在は、

といったケアを取り入れながらトレーニングを行っています。

「痛くなってから治療する」のではなく、
痛みが出る前に整えるという意識でメンテナンスを行うことで、練習の質を落とさずに継続できている実感があります。

 


 

 

 

年齢・仕事・トレーニングのバランス

 

診療をしながらトレーニングを続けていると、
「今日は走れるか」「無理をしていないか」を常に自分に問いかけることになります。

若い頃と違い、

  • 疲労の抜け方

  • 筋肉や関節の回復スピード

  • ちょっとした違和感の出やすさ

は確実に変化します。

だからこそ、

  • やみくもに距離を踏まない

  • 違和感を無視しない

  • 回復もトレーニングの一部と考える

このあたりを強く意識しています。

 


 

 

 

ランナーの皆さんへ 〜「その違和感、様子見で大丈夫ですか?」〜

診療の現場でも、ランナーや運動習慣のある方が多く来院されます。

よく聞くのが、

  • 「もう少し様子を見ようと思って…」

  • 「走れないほどじゃないので…」

という言葉です。

実際、多くの場合様子を見ていれば良くなるケースも多々あります。受診するほどかどうか迷うケースもあるでしょう。

  • 軽い違和感が長引いている

  • フォームが崩れたまま走り続けている

  • 疲労が抜けきらない状態でポイント練習を重ねている

こうした状態が、結果的に長期離脱につながるケースも少なくありません。

早めに状態を把握し、

  • どこまで走って良いのか

  • 休むべきなのか

  • トレーニング内容をどう調整すべきか

を整理するだけで、競技人生は大きく変わります。
また、ケガまで至っていなくても、コンディショニングやリカバリーのお手伝いもできます。特にフルマラソンなどハードな競技に臨んでいる方なんかは、競技経験のない先生に、やらなければいいですよと言われるケースもあるようです。
私自身の考え方としては、なるべく競技を続けれる方法を一緒に考えていけるサポートをしたいと考えています。

 


 

 

 

鹿児島マラソンに向けて、そしてこれから

 

鹿児島マラソンまでは、まだ調整の時間があります。
無理をせず、しかし逃げずに、
一つひとつの練習を積み重ねていく予定です。

 

今後も、

  • トレーニングの経過

  • レース前後の身体の変化

  • 医師として、ランナーとして感じたこと

を発信していきたいと思います。

ランニングに限らず、運動を続けている中で
「これって大丈夫かな?」
「一度ちゃんと診てもらった方がいいかな?」

そう感じたときは、どうぞ気軽にご相談ください。

同じく走る立場として、そして医療の立場として、皆さんの運動習慣を支えていければと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

 


 

この記事の監修・執筆者

かなざわ整形外科・婦人科 院長 金沢 正幸

資格
医学博士/日本整形外科学会専門医/

日本整形外科学会リハビリテーション医/ 日本整形外科学会リウマチ医/

日本整形外科学会スポーツ医/ 日本医師会認定スポーツ医/日本体育協会公認スポーツドクター

所在地
〒814-0003 福岡市早良区城西3丁目22-20 AP L-tage西新 3F

アクセス
地下鉄「西新駅」より徒歩約4分/西鉄バス「脇山口」より徒歩約2分

※婦人科は女性専門医が診察にあたります。

クリニック情報 / 院長プロフィール / アクセス

2026年01月22日