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春にやりがちな「運動量の増やしすぎ」

その違和感、放っておいて大丈夫?

― 調子が上がる時期ほど注意したいこと ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

4月は、気温も上がり、
「体が動きやすくなってきた」と感じる方が増える時期です。

その一方で、スポーツをしている大人の方から、
こんな声もよく聞きます。

「調子が良いと思って距離を増やしたら張ってきた」
「久しぶりに強度を上げたら違和感が取れなくて」

春は、ケガが増えやすい時期でもあります。


よくある具体例

「いけそうだと思って、少しずつ無理を重ねていた」

  • ・冬より運動頻度を増やした
  • ・距離・時間・強度を同時に上げた
  • ・疲労が残っていても「動けるから大丈夫」と続けた

最初は問題なくても、
数週間後に張りや痛みとして表に出てくることがあります。


春は“回復が追いついていない”ことが多い

体が動きやすく感じる一方で、

  • ・筋力・柔軟性は冬仕様のまま
  • ・回復のリズムが整っていない
  • ・無意識にフォームが崩れている

ということは少なくありません。

この状態で負荷を上げると、
不調が固定化しやすくなります。


リハビリで確認するポイント

  • ・疲れがたまった時の動き
  • ・左右差
  • ・股関節・体幹の使い方

多くの場合、「使いすぎ」より「使い方」が原因になっています。


回復もトレーニングの一部

調子がいい時期ほど、

  • ・回復の時間を確保する
  • ・動きを整える
  • ・疲労を溜め切らない

という視点が重要です。

症状や状況によっては、自費診療にはなりますが、回復を補助する選択肢の一つとして酸素ボックスの活用をお勧めするケースもあります。


まとめ

春の違和感は、「まだ大丈夫」ではなく「今なら整えられる」サインです。

完全に止まる前に、一度体の状態を整理しておくことで、その後のパフォーマンスが大きく変わります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年04月08日
新入部・新学年で増えるケガ ~保護者が一番迷いやすい「最初の判断ポイント」

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

4月は、新学年のスタートにより、部活動の雰囲気や練習内容が大きく変わる時期です。この時期、保護者の方から特に多い相談があります。

「急に練習がきつくなったみたいで…」
「前は平気だったのに、最近痛いと言い始めました」

実は4月は、ケガが“本格化する前のサイン”が最も出やすい月でもあります。

 

よくある具体例

「新入部で張り切りすぎてしまった」

例えば、こんなケースがあります。

  • 新しい部活に入り、練習時間が急増
  • 周囲に遅れないよう、無理をしてしまう
  • 数週間で膝や足首、腰に違和感が出てくる

本人は、

「みんなやっているから」
「ここで休むと置いていかれそう」

と我慢してしまい、保護者も判断に迷ってしまいます。

 

新学年は「体も環境も変わる」

4月は、

  • ・学年が上がる
  • ・指導者が変わる
  • ・練習内容が一段階レベルアップする

といった変化が重なります。

成長期の体にとっては、負担が一気に増えるタイミングです。

 

見逃さないでほしい初期サイン

次のような変化があれば、少し立ち止まって考えてみてください。

  • ・同じ場所の痛みが続いている
  • ・練習後だけでなく翌日にも残る
  • ・動きが散漫になってきた

これらは、「頑張りどき」ではなく「調整どき」のサインかもしれません。

 

受診・リハビリで整理できること

この段階で体の状態を確認すると、

・今の練習が体に合っているか

  • ・続けてよい動き・控えた方がよい動き
  • ・リハビリで補える部分

を整理できます。結果として、「完全に休ませずに済んだ」
「早く元のペースに戻れた」というケースも少なくありません。

 

まとめ:4月は「無理をさせない勇気」が大切

新入部・新学年は、お子さんにとって大きな挑戦の時期です。

だからこそ、「このまま続けて大丈夫か」という視点を、一度立ち止まって持ってみてください。

早めの確認が、1年を良い形でスタートさせる助けになります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年04月01日
ヘルストロンは肩こりに効く?整形外科医が解説|血流改善との関係

「ヘルストロンは肩こりに効きますか?」

診察でもよくいただく質問です。

肩こりは非常に多い症状ですが、原因がさまざまで、治療も一つではありません。

ヘルストロンは電位治療(高電圧電界治療)と呼ばれる方法で、血流改善などを目的に使用される医療機器です。

今回は

・肩こりの原因

・ヘルストロンが向いている肩こり

・実際の使われ方

について整形外科医の視点から解説します。

 


 

肩こりの主な原因

肩こりは一つの原因で起こるわけではありません。

主な原因は

  • ・筋肉の緊張
  • ・血流の低下
  • ・姿勢不良(猫背・スマホ首)
  • ・長時間の同じ姿勢

特に多いのが、血流が悪くなっているタイプの肩こりです。

筋肉が緊張し、血流が低下すると

  • ・重だるさ
  • ・張り
  • ・頭痛

といった症状が出やすくなります。

 


 

ヘルストロンはなぜ肩こりに使われる?

ヘルストロンは高電圧の電界を体にかけることで、血流改善が期待される治療機器です。

当院で使用しているのは、医療用ヘルストロン(最大30000ボルト)です。

この電圧によって広い範囲に電界が作られ、

体全体に作用するのが特徴です。

そのため、血流低下が関与する肩こりに対して利用されることがあります。


ヘルストロンが向いている肩こり

すべての肩こりに有効というわけではありません。

特に向いているのは次のタイプです。


慢性的な肩こり

長期間続いている肩こりは

血流低下が関係していることが多く、利用されることがあります。


デスクワーク・スマホによる肩こり

同じ姿勢が続くことで筋肉が緊張し、

血流が悪くなるタイプです。


頭痛を伴う肩こり

首や肩のこりが原因で頭痛が出る場合、症状が軽くなることがあります。


向いていないケース

一方で、次のような場合は別の治療が必要です。

  • ・急性の強い痛み
  • ・外傷(打撲・捻挫)
  • ・神経症状が強い場合

症状に応じて適切な治療を選ぶことが重要です。


実際の患者さんの使い方

当院では

  • ・リハビリと併用
  • ・待ち時間に利用
  • ・定期的な体調管理

として利用される方が多いです。

特に、慢性的な肩こりの方が継続して利用されるケースが目立ちます。


スタッフも利用しています

当院では患者さんだけでなく、医療スタッフもヘルストロンを利用しています。

昼休みに15〜20分程度座って、午後の診療に備えることもあります。

短時間で利用できるため、日常的な体調管理として取り入れやすいのが特徴です。


当院での利用について

当院ではヘルストロンを

4台設置しています。

1回の利用時間は約15分です。

保険診療の物理療法として利用できるため

再診の方の場合、3割負担で300円程度で利用可能です。


まとめ

ヘルストロンは

  • ・血流改善を目的とした治療機器
  • ・慢性的な肩こりに利用されることが多い
  • ・医療用は30000ボルトの電圧

という特徴があります。

肩こりの原因によって向き不向きがありますので、気になる方は診察時にご相談ください。

2026年03月31日
季節の変わり目に出やすい体の不調 「年齢のせい」「気のせい」にしていませんか?

― 春先に体がついてこない理由 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

3月は、寒さが和らぎ、春の気配を感じる一方で、患者様から次のような相談が増える時期でもあります。

「なんとなく体がだるい」
「肩こりや腰の違和感が強くなった」
「特別なことはしていないのに疲れやすい」

検査では大きな異常がなく、

「季節の変わり目だから仕方ないかな」
「年齢のせいかもしれない」

と、つい我慢してしまう方も少なくありません。

よくある具体例

「忙しいだけだと思っていたら、不調が続いていた」

例えば、こんなケースがあります。

  • 3月に入り、生活リズムが変わった
  • 家庭や仕事で慌ただしくなった
  • 肩こり・首の張り・腰の違和感が強くなった

ご本人は、

「寝れば戻ると思っていた」
「少し疲れているだけ」

と感じながら過ごしていたものの、数週間たってもスッキリせず、不調が“日常”になってしまったというケースです。

春先は体にとって「負担が重なる時期」

季節の変わり目に不調が出やすい理由には、いくつかの要因があります。

  • ・気温差による自律神経の乱れ
  • ・生活リズムや環境の変化
  • ・冬の間の運動不足
  • ・無意識の緊張やストレス

これらが重なることで、体は知らないうちに力が抜けにくい状態になります。

女性に多い「我慢してしまう不調」

女性の方は特に、

・家族や周囲を優先してしまう

  • ・「これくらいなら」と後回しにする
  • ・明確な痛みでないと相談しにくい

といった傾向があります。

しかし、

  • ・張り
  • ・重だるさ
  • ・違和感

も、体からの大切なサインです。

リハビリで見るのは「痛み」だけではありません

リハビリ室では、

  • ・どこが痛いか
  • ・いつから痛いか

だけでなく、

  • ・姿勢
  • ・体の使い方
  • ・呼吸の浅さ
  • ・肩や骨盤の動き

といった点を確認します。

実際に、

「こんなに力が入っていたとは思いませんでした」
「動かし方を変えるだけで楽になりました」

と感じられる方も多くいらっしゃいます。

不調を放っておくと起こりやすいこと

「そのうち落ち着く」と我慢を続けると、

  • ・不調が慢性化する
  • ・回復までに時間がかかる
  • ・気分まで落ち込みやすくなる

といった影響が出ることもあります。

特に春先は、一度崩れると立て直しに時間がかかりやすい時期です。

受診・リハビリは「整える場所」

リハビリは、

  • ・強い痛みがある人
  • ・ケガをした人

だけのものではありません。

  • ・体の緊張をリセットする
  • ・動きや姿勢を整える
  • ・今の状態に合ったケアを知る

という意味で、
不調の入り口に立った段階でも役立ちます。

実際に、

「もっと早く相談すればよかった」
「体が軽くなって、気持ちまで楽になりました」

という声も少なくありません。

まとめ:不調は「頑張りすぎ」のサインかもしれません

季節の変わり目の不調は、

「体が変化に追いついていない」

というサインであることも多くあります。

  • なんとなく不調が続く
  • 以前より疲れやすい

そんな時は、
一度体の状態を整えることで、
春を気持ちよく迎える準備ができます。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年03月25日
ヘルストロンはどんな人に向いている?整形外科医が解説

「ヘルストロンって自分に合っていますか?」

初めて利用される患者さんから、よくいただく質問です。

ヘルストロンは血流改善を目的とした電位治療器ですが、

症状によって向いている人とそうでない人があります。

今回は

・ヘルストロンが向いている人

・効果を感じやすい症状

・あまり向かないケース

について医療機関の視点から解説します。

 


 

ヘルストロンとは

ヘルストロンは高電圧電界を利用した治療機器です。

電界の中に体を置くことで血流改善などが期待されます。

一般的には次の症状に利用されることがあります。

  • ・肩こり
  • ・頭痛
  • ・慢性疲労
  • ・不眠
  • ・便秘

整形外科では特に

  • ・慢性的な肩こり
  • ・首のこり
  • ・血流不良

などの患者さんが利用されることが多い治療機器です。

 


 

 

当院のヘルストロンは医療用30000ボルト

 

ヘルストロンには、家庭用、医療機関用があります。

当院で使用しているのは医療用ヘルストロンです。

医療用の機器は最大30000ボルトの電圧を発生させることができます。

この数字に驚かれる患者さんも多いですが、電流は非常に微弱で安全性が考慮されています。


 

 

ヘルストロンが向いている人

実際の診療では、次のような症状の方が利用されています。

慢性的な肩こり

デスクワークなどで肩こりが続く方は

血流改善によって楽になると感じる方もいます。


頭痛が出やすい方

肩や首のこりが原因で頭痛が出る場合、

血流改善によって症状が軽くなることがあります。


冷えやすい方

血流が悪いと

  • 手足の冷え
  • だるさ

などの症状が出ることがあります。

ヘルストロンを利用すると

体が温かく感じるという方もいます。


疲れやすい方

慢性的な疲労感がある方が

体調管理の一環として利用されることもあります。


あまり向かないケース

一方で、すべての症状に効果が期待できるわけではありません。

例えば

  • ・急性の強い痛み
  • ・外傷
  • ・骨折

などの場合は、別の治療が必要になります。

症状に応じて適切な治療を選ぶことが重要です。


当院でのヘルストロン利用

当院では医療用ヘルストロンを

4台設置しています。1回の利用時間は約15分です。

保険診療の物理療法として利用できるため、再診の方の場合3割負担で300円程度で利用できます。

継続して利用されている患者さんも多い治療機器です。


スタッフも利用しています

当院では患者さんだけでなくスタッフもヘルストロンを利用しています。というか私も使っています。

昼休みなどに座って、午後の診療に備えることもあります。

短時間で利用できるため、体調管理の一つとして使われています。


まとめ

ヘルストロンは

  • ・慢性的な肩こり
  • ・血流不良
  • ・冷え
  • ・疲労感

などの症状の方に利用されることが多い治療機器です。

症状によって向き不向きがありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

2026年03月24日
ヘルストロンは本当に効果ある?整形外科医が解説|医療用は30000ボルト

「ヘルストロンって本当に効果あるんですか?」

初めて利用される患者さんから、よくいただく質問です。

ヘルストロンは医療機関や治療院でも使用されている電位治療器(高電圧電界治療器)ですが、仕組みが少し特殊なため疑問に思われる方も多いようです。

今回は

・ヘルストロンは本当に効果があるのか

・どんな症状に使われるのか

・家庭用との違い

について医療機関の視点から解説します。


ヘルストロンとは、ヘルストロンは高電圧電界を体にかける治療機器です。

電界の中に体を置くことで、血流改善などの作用が期待されています。

一般的には以下の症状に使用されます。

  • 肩こり

  • ・頭痛

  • ・慢性疲労

  • ・不眠

  • ・便秘

整形外科では特に

  • ・慢性的な肩こり

  • ・首のこり

  • ・血流不良

などの患者さんが利用されることが多い治療機器です。


医療用ヘルストロンは30000ボルト

ヘルストロンには

  • ・家庭用治療機器

  • ・医療機関で使用される医療用機器

があります。当院で使用しているのは医療用ヘルストロンです。

医療用の機器は、最大30000ボルトの電圧を発生させることができます。

この数字に驚かれる方も多いのですが、

電流は非常に微弱で安全性が考慮されています。

そのため、高い電圧の電界を作りながらも、体への負担は少ないという特徴があります。


実際にどんな効果を感じる人が多い?

ヘルストロンを利用された患者さんからは、次のような声を聞くことがあります。

  • ・肩こりが楽になった

  • ・頭がすっきりする

  • ・体が温かくなる

  • ・よく眠れるようになった

もちろん感じ方には個人差がありますが、継続して利用される方が多い治療機器です。

当院でも、ヘルストロンを目的に通院される患者さんがいらっしゃいます。


実はスタッフも利用しています

当院では患者さんだけでなく、スタッフもヘルストロンを利用しています。

昼休みの時間などに座って、休憩しています。

座っているだけの治療機器なので、携帯など触りながら気軽に利用できるのが特徴です。

スタッフからは

  • ・体が軽く感じる

  • ・リラックスできる

  • ・午後の診療が楽になる気がする

といった声もあります。


当院でのヘルストロン利用

当院では医療用ヘルストロンを

4台設置していて、1回の利用時間は約15分です。

保険診療の物理療法として利用できるため

再診の方の場合は3割負担で自己負担額は、300円程度です。

時間帯によってはすべて使用中になることもあり、継続して利用される患者さんも多い治療機器です。


まとめ

ヘルストロンは

  • 医療機関でも使用される治療機器

  • 医療用は最大30000ボルトの電圧

  • 血流改善などが期待される物理療法

という特徴があります。

慢性的な肩こりや体調不良が気になる方は、

お気軽にご相談ください。

2026年03月21日
ヘルストロンに副作用はある?危険性は?整形外科医が解説

「ヘルストロンは安全なんですか?」

「副作用はありませんか?」

ヘルストロンを初めて利用する方から、よくいただく質問です。

ヘルストロンは医療機関や治療院などでも使用されている電位治療器(高電圧電界治療器)ですが、初めて聞く機器だと不安に感じる方もいると思います。

今回は

・ヘルストロンの副作用

・安全性

・利用できない人

について医療機関の視点から解説します。


ヘルストロンとは、ヘルストロンは高電圧電界を体にかける治療機器です。

電界の中に体を置くことで血流改善などが期待され、以下のような症状に使用されます。

  • ・肩こり

  • ・頭痛

  • ・慢性疲労

  • ・不眠

  • ・便秘

整形外科では特に

  • ・慢性的な肩こり

  • ・首のこり

  • ・血流不良

などの症状の方が利用されることが多い治療機器です。


ヘルストロンに副作用はある?

結論から言うと大きな副作用はほとんど報告されていません。

ヘルストロンは薬ではなく

物理療法(物理治療)の一種です。

そのため、薬のような

  • ・胃腸障害

  • ・アレルギー

  • ・薬剤相互作用

といった副作用は基本的にありません。


利用中に感じることがある症状

ヘルストロンを利用した際に、以下のような感覚を感じる方もいます。

  • ・体が温かくなる

  • ・少し眠くなる

  • ・リラックスする感じ

これは血流や自律神経の変化によるものと考えられています。

ほとんどの場合、問題のある症状ではありません。


利用を控えた方がよい人

安全性の高い治療機器ですが、以下の方は使用できない場合があります。

  • ・ペースメーカーを使用している方

  • ・重い心疾患がある方

  • ・医師から電気治療を止められている方

そのため医療機関では、利用前に状態を確認した上で治療を行います。


当院でのヘルストロン利用

当院では医療用ヘルストロンを使用しています。

現在4台設置しており、比較的スムーズに利用できます。

1回の利用時間は15分程度です。

保険診療の物理療法として利用できるため、

再診の方の場合3割負担で300円程度で利用できます。


実はスタッフも利用しています

当院では患者さんだけでなく、スタッフもヘルストロンを利用しています。

昼休みの時間などに座って、午後の診療に備えることもあります。

座っているだけの治療機器なので、短時間でも気軽に利用できるのが特徴です。

スタッフからは、体が軽く感じる、午後の診療が楽な気がする

といった声もあります。

もちろん感じ方には個人差がありますが、医療スタッフも日常的に利用している治療機器という点は安心材料の一つかもしれません。


まとめ

ヘルストロンは

  • 大きな副作用はほとんどない

  • 医療機関でも使用される治療機器

  • 1回15〜20分で利用できる

という特徴があります。

慢性的な肩こりや体調不良が気になる方は、

お気軽にご相談ください。

状態を確認した上で、適切な治療をご案内します。

2026年03月19日
春先に増える「転倒」のリスク ~今は元気でも、実は注意が必要な理由~かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室より

春先に増える「転倒」のリスク

~今は元気でも、実は注意が必要な理由― ご本人・ご家族に知っておいてほしいこと ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

3月になると、寒さが和らぎ、「少し外を歩こうかな」「歩く量を増やそうかな」
と感じる方が増えてきます。

一方で、リハビリ室ではこの時期、転倒に関する相談が増え始めるのも事実です。

「特に転んだわけではないのに、歩くのが不安で」
「つまずきやすくなった気がする」

こうした声は、決して珍しいものではありません。

よくある具体例

「冬は問題なかったのに、春になって不安定に」

例えば、こんなケースがあります。

  • 冬の間は外出が減っていた
  • 3月になり、買い物や散歩の回数が増えた
  • 段差やちょっとした凹凸でつまずきそうになる

ご本人は、

「歳のせいかな」
「たまたま足が上がらなかっただけ」

と感じることが多いのですが、
体の中では変化が起きていることがあります。

春先は「転びやすい条件」が重なりやすい

春先に転倒リスクが高まる理由には、いくつかの要因があります。

  • ・冬の間に活動量が減っている
  • ・太もも・お尻の筋力が落ちている
  • ・関節が硬くなっている
  • ・体のバランス感覚が鈍っている

ご本人は元気なつもりでも、体はまだ“冬モード”のままということも少なくありません。

「転んでから」では遅い理由

転倒で怖いのは、転んだ瞬間のケガだけではありません。

  • ・骨折をきっかけに動くのが怖くなる
  • ・外出を控えるようになる
  • ・体力や筋力が一気に落ちる

という悪循環につながりやすい点です。

実際に、「転んでから、外に出るのが不安になった」

という声を聞くことも多くあります。

リハビリでよく見る“転びやすいサイン”

リハビリ室では、次のような点を確認します。

  • ・歩く時に足があまり上がっていない
  • ・片脚で立つと不安定
  • ・立ち上がりや方向転換に時間がかかる
  • ・歩幅が小さくなっている

これらは、転倒の“予兆”であることも多く、
痛みがなくても注意が必要です。

「まだ大丈夫」と思っている今こそ大切

多くの方が、「まだ転んでいないから大丈夫」

と感じています。

しかし、転倒予防は“転ぶ前”が一番効果的です。

  • ・今の体の状態を知る
  • ・動きの癖を確認する
  • ・必要な筋力やバランスを整える

これらを早めに行うことで、転倒のリスクを下げることができます。

受診・リハビリでできること

この段階で受診やリハビリを行うと、

  • ・歩行や立ち上がり動作の確認
  • ・バランス能力の評価
  • ・今の状態に合った運動や体操の提案

が可能です。

実際に、「自分では気づいていなかった癖が分かりました」
「何をすればいいか具体的に分かって安心しました」

という声も多くいただきます。

リハビリは、痛みが出てから行うものだけではありません。
“予防のためのリハビリ”も大切な役割の一つです。

ご家族の方へ

ご家族が、

  • ・つまずきやすくなった
  • ・歩くのが不安定になった
  • ・外出を控えるようになった

と感じた時は、一度体の状態を確認する良いタイミングかもしれません。

「何かあってから」ではなく、「何もない今こそ」相談していただきたいと思っています。

まとめ:春は“動き出す前”が大切な時期

春先は、体を動かすには良い季節ですが、同時に転倒リスクが高まりやすい時期でもあります。

  • ・最近つまずきやすい
  • ・歩くのが不安になってきた

そんな変化を感じたら、一度体の動きを確認することで、
安心して春を迎える準備ができます。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年03月18日
成長期の膝の痛み(オスグッドなど) ― スポーツを続けたい子どもたちのために、今できること ―

「成長期だから仕方ないですよね?」

「休めば治りますか?」

「試合が続くので、できれば休ませたくなくて…」

成長期の膝の痛みは、本人・保護者・指導者すべてが悩みやすい症状です。

特に最近は、

・技術レベルが高い

  • ・練習強度が高い

  • ・試合数が多い

一方で、体が固い子が多いという印象を、診療の現場でも強く感じます。


成長期の膝の痛みで多い原因

オスグッド・シュラッター病

成長期の膝の痛みで最も代表的なのが、

オスグッド・シュラッター病です。

  • ・膝のお皿の下が痛い

  • ・押すと強く痛む

  • ・ジャンプやダッシュで悪化

これは、成長途中の骨に、太ももの筋肉が強く引っ張られることで起こる痛みです。

👉 骨が弱いわけでも、使いすぎが悪いわけでもありません。


「休めば治る」だけではない理由

確かに、安静にすると痛みは軽くなります。

しかし現実には、

  • ・試合がある

  • ・レギュラー争いがある

  • ・継続した練習が必要

という状況も多く、完全な休止が難しい選手も少なくありません。


スポーツを続けながら対応する選択肢

オスグッド用装具の役割

オスグッド用装具は、膝下への牽引ストレスを軽減

  • 痛みを抑えながら運動を可能にする

ことを目的としています。

当院では、実際の体型・競技特性に合わせて採型し、

運動中の違和感を最小限にすることを重視しています。

👉 装具は「治す道具」ではなく、

「続けるためのサポート」です。


リハビリが非常に重要な理由

最近の子どもたちに多い特徴

診察やリハビリをしていると、

  • ・技術は高い

  • ・動きは上手

  • ・でも柔軟性が低い

という選手が非常に多く見られます。

特に、

・太ももの前後

  • ・股関節

  • ・ふくらはぎ

の柔軟性不足は、

オスグッドの悪化要因になります。


リハビリで行うこと

リハビリでは、

・成長期に合わせたストレッチ指導

  • ・痛みを悪化させない動かし方

  • ・競技特性を考慮した調整

を行います。

👉

「痛みがある=何もしない」ではなく、

「今できることを整理する」のがリハビリの役割です。


整形外科での診断の考え方

診察で確認するポイント

  • ・痛む場所が膝下か

  • ・押したときの圧痛

  • ・動作時の痛み

  • ・成長段階

を確認し、

必要に応じて画像検査を行います。

👉 他の疾患との見極めも重要です。


受診をおすすめするサイン

  • ・膝の痛みが長引いている

  • ・運動後に痛みが強く残る

  • ・痛みでパフォーマンスが落ちている

  • ・休んでも再開するとすぐ痛む

こうした場合は、我慢させ続ける前に評価することが大切です。


最後に

成長期の膝の痛みは、

「休むか、無理するか」の二択ではありません。

  • ・装具

  • ・リハビリ

  • ・動かし方の工夫

を組み合わせることで、

スポーツを続けながらコントロールできるケースも多くあります。

お子さんの膝の痛みで悩んだら、

一度整形外科でご相談ください。

2026年03月17日
花粉症シーズンですね。薬だけでなく「体調を整える」選択肢も ヘルストロン花粉症に効くの?

最近、整形外科の診察のついでに

「花粉症の薬も出してもらえますか?」

という患者さんが増えてきました。

春が近づくこの時期、花粉症シーズンの始まりを感じます。

今年は花粉量が多いという予測もあり、すでに症状が出始めている方もいるのではないでしょうか。

花粉症といえば、一般的には

  • 抗アレルギー薬

  • 点鼻薬

  • 点眼薬

などの薬物療法が中心になります。

これらは症状を抑えるために非常に重要な治療です。

一方で最近、患者さんからこんな質問をいただくことがあります。

「ヘルストロンって花粉症に効くんですか?」

今回はこの点について、少し触れてみたいと思います。


 

ヘルストロンとは?

ヘルストロンは電位治療器と呼ばれる医療機器で、体に高電圧の電位をかけることで体調を整えることを目的とした治療機器です。

日本では医療機器として承認されており、主に次のような症状への効果が認められています。

  • ・頭痛

  • ・肩こり

  • ・慢性便秘

  • ・不眠症

当院でも、リハビリの一環として利用されている患者さんがいらっしゃいます。

また、ヘルストロンは

  • ・血流改善

  • ・自律神経の調整

といった作用があると言われています。


 

花粉症に効く?という話について

患者さんの中には

「ヘルストロンに入ると花粉症が楽になる気がする」

と話される方も時々いらっしゃいます。

ただし、残念ながら現時点で花粉症への効果を示す十分な医学的エビデンスはありません。

そのため、花粉症の治療として積極的に推奨されるものではありません。ただし、実際そのような実感を感じている人が一定数いることもまた事実です。

一方で、花粉症の症状は

  • ・体調

  • ・睡眠

  • ・ストレス

  • ・自律神経のバランス

などの影響を受けることも知られています。

そのため、体調が整うことで結果的に症状が軽く感じる方がいる可能性は考えられます。


 

花粉症対策は「体調管理」も大切

花粉症の症状は、実は日によってかなり変わります。

例えば

  • ・寝不足の日

  • ・疲れている日

  • ・体調が悪い日

には症状が強く出ることがあります。

そのため

  • ・十分な睡眠

  • ・適度な運動

  • ・体調管理

といった生活面も意外と大切です。ヘルストロンも、そうした体調を整える目的で利用される方がいる治療の一つといえるでしょう。


 

花粉症でお困りの方はご相談ください

花粉症の症状がつらい場合は、薬による治療が基本になります。

当院でも診察のうえで

  • ・抗アレルギー薬

  • ・点鼻薬
  • ・点眼薬

などの処方が可能です。私自身花粉症でかなり苦しんでいたのでとても気持ちはわかります。ちなみに、私は昨年から花粉症の症状はかなり改善しています。今年はまだアレルギー薬使用せずに、マラソン練習もしてますが症状出ておりません。

また、体調管理の一つとして

ヘルストロンを利用してみたいという方もお気軽にご相談ください。

花粉症シーズンを少しでも快適に過ごせるよう、サポートしていきたいと思います。

2026年03月16日