行事・大会が続く11月、「ここまで頑張ってきた体」に出てくるサイン|我慢で乗り切るか、整えて続けるか

― 我慢で乗り切るか、整えて続けるか ―

こんにちは。かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

11月は、運動会後の体育、秋の大会・新人戦、マラソン大会、部活動の節目など、結果が出る行事が集中する月です。

保護者の方からは、この時期になると次のようなご相談が増えてきます。

「ここまで何とかやってきたんですが…」

「最近、痛みを訴えることが増えてきて」

11月は「疲労が限界に近づく月」

7月〜10月にかけて、暑さ、新学期、行事、練習量の増加を乗り越えてきた体は、11月になると「もう少し調整が必要ですよ」というサインを出し始めます。

それが、痛み・張り・動きの硬さとして現れることがあります。

よくある具体例

「大会までは我慢しようと思っていた」

  • 練習中に違和感はあった
  • 本人は「大丈夫」と言っていた
  • 大会が終わった途端に痛みが強くなった

このケースは、11月に非常に多く見られます。「終わったから安心」ではなく、「ここからケアが必要」という状態であることも少なくありません。

成長期の体は「無理がききません」

特に成長期のお子さんでは、骨・筋肉・腱のバランスが変化しています。そのため、大人と同じ感覚での我慢や、「休めば戻るだろう」という判断が、かえって回復を遅らせることもあります。

スポーツによるケガ(外傷)と使いすぎによる痛み(障害)の違いについては、スポーツ外傷とスポーツ障害の違いとは?で詳しく解説しています。

見逃さないでほしい11月のサイン

次のような変化があれば、一度立ち止まって考えてみてください。

  • 同じ場所の痛みが続いている
  • 動き始めがつらそう
  • パフォーマンスが落ちている
  • 本人が不安そうにしている

これらは、「頑張りきった体からの合図」かもしれません。

11月の受診・リハビリの意味

11月は、「無理に続ける」か「完全に止める」かの二択ではなく、

「整えながら続ける」

という判断がとても重要になります。受診やリハビリでは、次のようなことを整理することができます。

  • 今の痛みが、どの程度の負担によるものか
  • 続けてよい動き
  • 一時的に控えた方がよい動き

忙しい時期だからこその通い方

11月は、行事・部活・家庭のすべてが重なる時期です。そのため、

  • しっかり運動器リハビリを行う日
  • 忙しい日は物理療法のみで体を整える日

を組み合わせて通院されるご家庭もあります。「完全に休まなくて済んだ」というケースも多く見られます。物理療法については電気治療って何に効いているの?で紹介しています。

まとめ:11月は「頑張った体をどう扱うか」

11月は、努力の結果が出る月であると同時に、体の分かれ道になる月でもあります。ここで我慢を続けるか、一度整えて次につなげるかで、その後の冬の状態が大きく変わります。

お子さんの体が出しているサインを、「弱音」ではなく「調整の合図」として受け取ってみてください。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室

2026年11月04日