鹿児島マラソンまで1ヶ月~サブ3.5への道~

鹿児島マラソンまで1か月|現在地と残り4週間の考え方

鹿児島マラソンまで、いよいよ残り1か月となりました。
久しぶりにブログを再開し、ここまでのトレーニング状況と、今感じていることを整理しておきたいと思います。

今回の記事は、

  • これから本番を迎える市民ランナーの方

  • マラソントレーニングを続けているが、不安や迷いが出てきた方

そんな方に向けて、**「1か月前のリアルな現在地」と「ここから意識したいポイント」**をまとめた内容です。

 


 

これまでを振り返って

前回の下関マラソンでは4時間7分。
サブ4を目指していただけに、悔しさの残る結果でした。

初めてフルマラソンを走った福岡マラソン後は、十分なトレーニングを継続できなかった反省もあり、
鹿児島マラソンに向けては「走り切った達成感」で終わらせないことを一つのテーマにしてきました。

下関マラソン後も完全に走るのをやめることはせず、
距離や強度を落としながら、
走る習慣を途切れさせないことを最優先に積み重ねてきました。

 


 

現在のトレーニング状況

現時点での主なトレーニング内容は以下の通りです。

  • インターバル:1km 4分ペース ×5本, 2km 4分10秒ペース×3本

  • ペース走:4分30秒/kmで15kmくらい

当初、鹿児島マラソンは「サブ4リベンジ」が目標でしたが、
ここまで大きな故障なくトレーニングを継続できていること、
ペース走やスピード練習の感覚が少しずつ安定してきたことから、
現在は目標をサブ3.5へ引き上げています。

もちろん簡単な目標ではありません。
ただ、無理に背伸びをした数字ではなく、
「今の積み上げを継続できれば挑戦する価値はある」
そう判断しています。

 


 

1か月前に大切なのは「走力を上げる」ことではない

この時期になると、

  • もっと走り込みたい

  • 不安だから距離を踏みたい

そう感じる方も多いと思います。

しかし、1か月前から大きく走力が伸びることは多くありません。
それよりも重要なのは、

  • 今ある走力をレース当日まで落とさないこと

  • 疲労や違和感をため込まないこと

この2点です。

1か月前は「積み上げの時期」から「仕上げの時期」への移行期間と考えています。

 

 


 

トレーニング量よりも「回復」を優先する

現在は、

ポイント練習の翌日はリカバリー重視

  • 干渉波治療などの物理療法を活用したコンディショニング

  • 酸素ボックスによる回復サポート

  • 上半身・体幹の軽い筋力トレーニング

  • ストレッチと可動域チェック

といった形で、回復を前提にトレーニングを組み立てています。

特にこの時期は、「治療が必要な痛み」ではなくても、

  • 張りが抜けにくい

  • 疲労感が残る

  • いつもの動きと少し違う

そうした段階で物理療法を使って一度リセットすることが、その後の練習継続につながると感じています。

実際には、
「リカバリー目的で少し整えたい」
「今の状態を確認したい」

そのような理由で受診される方も多く、
気軽に身体を整える場として活用していただいて構いません。

また、強度の高い練習が続く時期には、
酸素ボックスを併用することで回復の底上げを感じることもあります。

痛みが出てから対処するのではなく、
調子を落とさないためのメンテナンスという考え方が、1か月前には特に重要だと思います。

 


 

この時期に多い“落とし穴”

診療の現場でも、1か月前になると次のような相談が増えます。

  • 急に距離を増やした

  • ポイント練習の頻度を上げた

  • 疲労が抜けていないのに我慢して走った

結果として、

  • 張りや違和感が慢性化する

  • レース前に練習量を落とさざるを得なくなる

こうしたケースは決して少なくありません。

「練習を積みたい気持ち」と
「今やるべきこと」は、必ずしも一致しない。

このズレに気づけるかどうかが、1か月前の分かれ道です。

 


 

マラソントレーニングをしている方へ

1か月前は、

  • 調子が良い日

  • 不安になる日

が交互に訪れやすい時期です。

調子が悪い日があっても、
それは失敗ではなく、回復が必要というサインかもしれません。

無理を重ねてピークを前倒しにしてしまうより、
当日にしっかり立てる状態を作ることが何より大切です。

 


 

鹿児島マラソンに向けて

残り1か月。
新しいことを増やすより、
ここまで積み上げてきたことを丁寧に仕上げていく期間に入ります。

私自身も、

  • 無理をしない

  • 逃げない

  • 身体の声を無視しない

この3つを意識しながら、鹿児島マラソンに向かいます。

マラソンや運動を続ける中で、
「この疲れ方は大丈夫なのか?」
「今の練習量は適切なのか?」

そう感じたときは、どうぞ気軽にご相談ください。

同じく走る立場として、そして医療の立場として、
皆さんのチャレンジを支えていきたいと思います。

 


 

この記事の監修・執筆者

かなざわ整形外科・婦人科 院長 金沢 正幸

資格
医学博士/日本整形外科学会専門医/

日本整形外科学会リハビリテーション医/ 日本整形外科学会リウマチ医/

日本整形外科学会スポーツ医/ 日本医師会認定スポーツ医/日本体育協会公認スポーツドクター

所在地
〒814-0003 福岡市早良区城西3丁目22-20 AP L-tage西新 3F

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※婦人科は女性専門医が診察にあたります。

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2026年01月31日