アフターピルについて知っておきたいこと💊✨

アフターピルについて知っておきたいこと💊✨

こんにちは、かなざわ整形外科・婦人科です。以前ピルについての基本的なお話をしました。

以前の記事はこちら→💊ピルってどんなお薬?~知っておきたい基礎知識~

今日は「アフターピル」についてのお話です。聞いたことはあるけれど、実際には「どういうときに必要なの?」「副作用はあるの?」「病院で相談していいのかな?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

当院では女性医師が診療を行っていますので、デリケートなご相談も安心してお話しいただけます😊

アフターピルってなに?🤔

アフターピルは、避妊に失敗したときに服用することで妊娠を防ぐお薬です。
コンドームが外れてしまったり、避妊をしなかった場合など、予期せぬ妊娠を防ぐために使われます。

服用のタイミングがとても大切で、

  • 性交後できるだけ早く
  • 遅くとも72時間以内に服用することで効果が期待できます。

どんな種類があるの?💡

アフターピルには大きく分けて2種類あります。

1️⃣ レボノルゲストレル錠
 世界的にも広く使われているお薬で、性交後72時間以内に服用します。副作用が少なく、吐き気も比較的軽いとされています。

2️⃣ ウリプリスタル酢酸エステル錠(※当院でのお取り扱いはございません)
 性交後120時間(5日間)まで効果が期待できる比較的新しいタイプのお薬です。ただし、日本ではまだ取り扱い施設が限られています。

副作用はあるの?😥

アフターピルを飲むと、人によっては

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 不正出血
  • 倦怠感

といった副作用が出ることがあります。
ただし一時的なもので、多くは数日でおさまります。

また、アフターピルは緊急避妊用のお薬であり、普段からの避妊薬として使用するものではありません。繰り返し使用することはおすすめできませんので、将来的には低用量ピルなどの「普段からの避妊方法」についてもぜひご相談ください。

 

 

受診は恥ずかしい?🩺

「病院でアフターピルをもらうのは恥ずかしい…」と感じる方も少なくありません。

かなざわ整形外科・婦人科では、女性医師が診療を行っていますので、デリケートな内容でも安心してお話しいただけます👩‍⚕️✨

診察では、性交のタイミングや健康状態を確認し、安全に服用できるかをチェックします。診察自体は短時間で終わりますので、どうぞ気軽にご相談ください。

大切なこと💐

アフターピルはあくまで「緊急避妊」の方法です。
確実な避妊効果を持つものではありませんし、性感染症を防ぐこともできません。

そのため、アフターピルを服用した後は、

  • 月経が予定通りに来るかどうかを確認する
  • 避妊法を見直す
  • 不安があれば婦人科で相談する

ことがとても大切です。

まとめ🌸

  • アフターピルは避妊に失敗したときに妊娠を防ぐお薬💊
  • 性交後できるだけ早く服用することが重要⏰
  • 一時的な副作用が出ることもあるけれど、多くは軽度😊
  • 当院は女性医師の診療なので、安心して相談できます👩‍⚕️✨

アフターピルが必要になる状況は、誰にでも起こり得ることです。
「もしもの時」に慌てないためにも、正しい知識を持っておくことはとても大切です。

不安や疑問があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください💐

〒814-0003
福岡市早良区城西3丁目22-20 AP L-tage西新 3F
かなざわ整形外科・婦人科

■地下鉄「西新駅」より徒歩約4分
■西鉄バス「脇山口」より徒歩約2分

副院長 金沢 衣見子

日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本女性医学会認定 女性ヘルスケア専門医
日本女性心身医学会認定 更年期指導士

 

 

 

2025年10月24日