✨HPVワクチンはいつ受ければいい?対象学年とスケジュールの立て方✨
こんにちは🌸かなざわ整形外科・婦人科です。
以前の記事で「HPVワクチンってどんなワクチン?受けるべき?」についてお話ししました。今回はもう一歩踏み込んで、「うちの子はいつ受ければいいの?」「もう対象年齢を過ぎてしまった?」という、保護者の方からよくいただくご質問にお答えします🙋♀️
HPVワクチンの定期接種(公費・無料)の対象は、小学6年生〜高校1年生相当の女子です。この学年の間であれば、公費で接種を受けることができます。
福岡市の案内でも「対象年齢を過ぎますと有料になりますのでご注意ください」とはっきり明記されています。学年が上がるにつれて選べる期間が短くなっていくため、早めに動き出すことが何より大切です。
国は中学1年生のタイミングでの接種を標準的なスケジュールとして案内しています。理由はシンプルで、この時期に受け始めれば、接種回数分の間隔(数ヶ月〜半年ほど)を余裕をもって確保でき、体調不良や学校行事との調整もしやすいからです。
「まだ小学6年生だから」と先延ばしにしているうちに、気づけば高校生になっていた…というケースも少なくありません。対象学年に入ったら、まずは母子手帳で接種歴を確認するところから始めてみてください😊
特に注意していただきたいのが、高校1年生相当の学年のお子さんです。定期接種として公費で受けられるのは、この学年の年度末(3月31日)までが期限となります。
9価ワクチンは、1回目を受ける年齢によって2回接種(15歳未満)または3回接種(15歳以上)が必要で、すべての接種を年度内に終える必要があります。標準的な間隔で組むと半年前後かかるため(15歳になってから始める場合は、1回目の2か月後に2回目、6か月後に3回目が標準です)、高1の1学期〜夏のうちに1回目を受けておくと、無理なく年度末までに完了させやすくなります。
HPVワクチンの接種率は、積極的な接種の呼びかけが再開されてから少しずつ回復していますが、対象学年でもまだ半数程度にとどまっているといわれています。積極的な呼びかけが行われていた2013年以前と比べると、まだ回復の途上です。
「みんな受けているだろう」「まだ大丈夫」と思っているうちに、対象学年が終わってしまうご家庭は少なくありません。今はまだ半数近くのご家庭が判断を先延ばしにしている段階です。
⏰ 「間に合うか不安…」という方へ
残り回数や間隔によっては、間隔を詰めた最短スケジュールで年度内に完了できる場合もあります。母子手帳をお持ちのうえ、一度当院にご相談ください。▶ 24時間WEB予約はこちら
福岡市では、令和8年度は9価ワクチン(シルガード®9)での接種となっています。9価ワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPVの約8〜9割をカバーするとされており、これまでの2価・4価ワクチンよりも広い予防効果が期待できます。
①母子手帳(接種歴の確認のため)をご持参ください📝
②医師が対象年齢・残り回数・間隔を確認し、スケジュールをご提案します
③診察のうえ、その日に接種可能であれば接種します
④次回接種日をカレンダーでご案内します
「対象学年か分からない」「何回目か分からなくなった」という状態でも大丈夫です。まずはお気軽にご相談ください。
HPVワクチンの定期接種は、小学6年生〜高校1年生相当の間だけの公費対象です。標準は中学1年生ですが、受け忘れていた場合は高校1年生の学年のうちに、できるだけ早くご相談ください。
ワクチンの基本についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。