暑さで外出しない生活が続く8月 転倒・脱水・骨折リスクをどう防ぐ? ― 「動かない夏」を前提に考える体の守り方 ―

暑さで外出しない生活が続く8月
転倒・脱水・骨折リスクをどう防ぐ?

― 「動かない夏」を前提に考える体の守り方 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

7月から続く強い暑さが、
8月に入っても収まる気配はありません。

高齢者の方からは、

「暑くて外に出なくなった」
「用事がない限り、家にいることが多い」

という声を多く聞くようになります。

ここ数年の夏は、
「無理に外出しない判断」が正しい場面も多い
一方で、
動かない生活が続くこと自体のリスク
意識する必要があります。

8月は「外に出ない生活」が固定化しやすい

7月はまだ、

  • 朝夕に少し歩く
  • 用事ついでに外出する

という方も多いのですが、
8月になると、

  • 1日中冷房の部屋で過ごす
  • 移動は最低限
  • 座っている時間が長い

という生活が当たり前になりやすくなります。

動かないことで起きやすい体の変化

外出や歩行が減ることで、

  • 太もも・お尻の筋力低下
  • 足が上がりにくくなる
  • 立ち上がりや方向転換が不安定になる

といった変化が起こりやすくなります。

これらはすべて、
転倒の前ぶれでもあります。

脱水は「転びやすさ」にも直結します

夏の脱水というと、

  • 熱中症

を思い浮かべがちですが、
高齢者では、

  • ふらつき
  • 立ちくらみ
  • 判断力の低下

として表れることも少なくありません。

特に、

  • 喉の渇きを感じにくい
  • トイレを気にして水分を控える

という方は、
自覚のないまま脱水が進むことがあります。

その転倒リスク、確認しておきませんか?

筋力の低下や骨の状態は、自分では気づきにくいものです。歩き方や体の使い方を一度チェックしてみませんか。
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転倒+骨折が生活を変えてしまうことも

高齢者の転倒で最も問題になるのが、
骨折です。

  • 手首
  • 背骨
  • 太ももの付け根

これらの骨折は、

  • 入院や手術が必要になる
  • 動くのが怖くなる
  • 生活範囲が一気に狭くなる

といった影響につながることもあります。

その背景にあるのが、
骨粗鬆症です。

骨粗鬆症は「症状が出ないまま進む」

骨粗鬆症は、

  • 痛みがない
  • 見た目では分からない

まま進行することも多い病気です。

そのため、

「特に困っていないから大丈夫」

と思っている方ほど、
一度状態を確認しておく(検診)ことが大切です。

8月は「無理をしない前提」で整える

8月は、

  • 暑さ
  • 外出負担

を考えると、
毎回しっかり動くリハビリが難しい方
少なくありません。

そのため、

  • 週2〜3回は運動器リハビリで体を整える
  • 体調が優れない日は、
    物理療法のみで体を整える

といった通院スタイルを取られる方も多くいらっしゃいます。

「今日は軽めで」
という選択肢があることで、
通院を無理なく続けやすくなります。

「何もしない夏」にしないために

8月は、

  • 無理な外出は控える
  • でも、体は放置しない

というバランスが大切な時期です。

  • 動きの確認
  • 体のこわばりを取る
  • 転倒・骨折のリスクを下げる

これらを夏のうちに整えておくことで、
秋以降の生活が大きく変わってきます。

まとめ:8月は「守りの月」

8月は、

「頑張る月」

ではなく、

「体を守る月」

です。

暑さで外に出ない生活が続くからこそ、
無理のない形で体の状態を確認し、
転倒・脱水・骨折を防ぐ準備をしていきましょう。

秋を安心して迎えるために

夏のうちに体を整えておくことで、転倒や骨折のリスクを減らすことができます。気になる方はお気軽にご相談ください。
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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年08月19日