暑さで外に出なくなる夏に注意 転倒・脱水・熱中症を防ぐために ― 「動かないこと」がリスクになる季節 ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

7月に入り、

  • 強い日差し
  • 蒸し暑さ
  • 真夏日・猛暑日

が続くようになりました。

ここ数年の夏は、「少し暑い」ではなく「明らかに危険な暑さ」と感じる日も少なくありません。

その影響で、高齢者の方から、

「外に出るのを控えるようになった」
「暑くて歩く気がしない」

という声を多く聞くようになります。

夏は「外出しない方が安全」…だけではありません

確かに、炎天下での外出、無理な散歩は、脱水や熱中症のリスクがあります。

一方で、家の中で動かない時間が増える、座っている時間が長くなることで、

  • 筋力の低下、バランス能力の低下が進み、転倒リスクが高まることも事実です。

夏に増えやすい「転びやすい状態」

暑さが続くと、

  • ・足が上がりにくくなる
  • ・ふらつきやすくなる
  • ・立ち上がりが不安定になる

といった変化が起こりやすくなります。

そこに、

  • ・脱水
  • ・食事量の低下

が重なると、
体は思っている以上に不安定な状態になります。

高齢者に多い「かくれ脱水」

高齢者の方は、

  • ・喉の渇きを感じにくい
  • ・トイレを気にして水分を控えがち

といった理由から、
自覚のないまま脱水が進むことがあります。

脱水は、

  • ・ふらつき
  • ・立ちくらみ
  • ・判断力の低下

を招き、転倒や熱中症のリスクを高めます。

外出頻度が減る夏こそ「体の確認」が大切

夏は、「転んでから」「体調を崩してから」ではなく、

「何も起きていない今」に体の状態を確認しておくことが重要です。

  • ・歩き方
  • ・立ち上がり動作
  • ・バランス

をチェックすることで、
夏の間のリスクを減らすことができます。

【当院での夏の体調管理・リハビリについて】
かなざわ整形外科・婦人科では、理学療法士による個別の運動器リハビリに加え、涼しい院内で短時間で行える物理療法(温熱治療や電位治療など)を組み合わせた柔軟な通院プランをご提案しています。

「夏の間だけ体力を維持したい」という方もお気軽にご相談ください。

▶︎ リハビリ・物理療法の詳細はこちら

無理をしない通い方もあります

暑い時期は、

  • 外出自体が負担
  • 毎回しっかり動くのはつらい

という方も少なくありません。

そのため、当院では

  • 週2〜3回は運動器リハビリで体を整える
  • 体調がすぐれない日は、
    物理療法のみで体を整える

といった通院スタイルを選ばれる方も多くいらっしゃいます。

「今日は軽めに整える」
という選択肢があることで、
通院を無理なく続けやすくなります。

骨折を防ぐために忘れてはいけないこと

転倒時に大きな問題になるのが、
骨折のリスクです。

特に、

・太ももの付け根

  • ・背骨
  • ・手首

の骨折は、
その後の生活に大きく影響することがあります。

その背景にあるのが、骨粗鬆症です。

夏は外出が減り、検査のタイミングを逃しやすい時期でもありますが、
早めの確認(検診)は大切な予防になります。

※福岡市早良区・西新近郊にお住まいの方へ

転んで後悔する前に。「骨の健康状態」を数値で確認しませんか?

骨粗鬆症は自覚症状がないまま進行し、夏のささいな転倒が「寝たきり」に直結する骨折を招くことがあります。

当院では、整形外科専門医(院長)のもと、精度の高い骨密度測定器(DEXA法)を導入し、早期発見・早期治療に注力しています。ご家族の転倒予防のためにも、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ:夏は「動かないリスク」を意識する

ここ数年の夏は、

  • ・暑さによる体調低下
  • ・外出頻度の減少

が重なりやすい時期です。

だからこそ、無理な外出は控える

  • でも、体は整えておく

というバランスが重要になります。

転倒・脱水・熱中症を防ぐためにも、
無理のない形で体の状態を確認し、整える
ことを意識してみてください。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年07月15日