変形性頚椎症とは?

変形性頚椎症とは?

― 症状・検査・治療・リハビリ ―

変形性頚椎症とは、加齢に伴う首の骨(頚椎)の変化により、
首の痛みや肩こり、腕や手のしびれなどが現れる疾患です。

中高年以降に多くみられますが、
日常生活や仕事に支障をきたすこともあり、
適切な評価と治療、リハビリテーションが重要です。

このような症状はありませんか?

  • ・首を動かすと痛みや違和感がある
  • ・慢性的な肩こりが続いている
  • ・首から肩、腕にかけて痛みやしびれがある
  • ・手がしびれたり、細かい作業がしづらい
  • ・長時間同じ姿勢でいると症状が悪化する

これらの症状がある場合、変形性頚椎症が関与している可能性があります。

変形性頚椎症の原因・病態

頚椎は、頭を支えながら大きく動く部位のため、
年齢とともに負担が蓄積しやすい場所です。

加齢により、

  • ・椎間板の変性
  • ・骨の変形(骨棘形成)
  • ・関節や靱帯の変化

が起こり、神経が刺激・圧迫されることで症状が出現します。

※ 加齢変化があっても、必ず症状が出るわけではありません。

検査・診断

  • 問診(症状の経過、生活状況)
  • 視診・触診、可動域評価
  • レントゲン検査(骨の変形の確認)
  • 必要に応じてMRI検査(神経の状態確認)

👉 どの程度神経に影響が出ているかを見極めることが重要です。

治療について

保存療法が基本です。多くの変形性頚椎症では、手術を行わずに治療が可能です。

  • 内服薬・外用薬
  • 痛みが強い場合の注射治療
  • 物理療法

症状に応じて、治療内容を調整します。

【重要】変形性頚椎症におけるリハビリテーション

変形性頚椎症の治療で非常に重要なのが、リハビリテーションによる機能改善と再発予防です。当院では、

  • ・首・肩・肩甲帯の可動域改善
  • ・筋緊張を和らげる運動療法
  • ・姿勢評価と修正指導
  • ・日常生活動作・仕事姿勢の指導
  • ・自宅で行える運動指導

を行い、痛みを和らげながら、動かしやすい状態を目指します。

👉 薬だけに頼らず、
👉 身体の使い方を整えることが大切です。

変形性頚椎症と手術について

変形性頚椎症と診断されると、「手術が必要なのでは?」と不安になる方も少なくありません。しかし、

  • ・強い麻痺
  • ・歩行障害
  • ・日常生活に大きな支障がある場合

などを除き、多くの方は保存療法とリハビリで改善が期待できます。

このような方はご相談ください

  • ・首や肩の痛みが長く続いている
  • ・しびれが出てきて不安
  • ・年齢のせいとあきらめている
  • ・なるべく手術は避けたい
  • ・薬だけの治療に不安がある

よくある質問

  1. 年齢のせいだから仕方ないですか?
    A. 加齢変化があっても、リハビリによって症状の軽減や生活の質の改善が期待できます。
  2. 首を動かしても大丈夫ですか?
    A. 症状に応じて、無理のない範囲で動かすことが大切です。
    当院で安全な動かし方を指導します。

 

まとめ

変形性頚椎症は、加齢に伴って起こることの多い疾患ですが、適切な治療とリハビリによって改善が期待できます。

痛みやしびれを我慢せず、状態に合わせた治療を受けることが大切です。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

 

 

2026年03月16日