ピルを飲み忘れた時の対処法 😊💊
こんにちは😊 先日はピルについての基本的なお話をしました。→前回の記事はこちら
今回は、ピルを飲み忘れたときの対処法についてです。
当院でも多くの方が「低用量ピル」を服用されていますが、患者さんからよくいただくご相談のひとつが…
「ピルを飲み忘れてしまいました!どうしたらいいですか?」 というものです。
毎日決まった時間に飲むのが基本ですが、忙しい日常の中で「うっかり」してしまうことは誰にでもありますよね(>_<)💦
今日は、そんな時に慌てずに対処できるよう、分かりやすくご紹介します。
まず大切なのは「飲み忘れに気づいた時の状況」💡
ピルは「飲み忘れた時間や日数」によって対応が変わります。
一般的な21錠(+休薬7日)や28錠タイプを想定して説明します。
🔹 1. 24時間以内の飲み忘れ
「昨夜飲み忘れて、今朝気づいた!」という場合。
👉 気づいた時点ですぐに1錠服用してください。
その日の分は、通常どおりの時間に飲んでOK。
つまり、1日に2錠飲むことになるケースもありますが、それで問題ありません。
🔹 2. 24時間以上経過している(1日以上の飲み忘れ)
👉 飲み忘れた錠剤は飛ばして、直近の1錠をすぐ服用。
その後は予定通りに続けてください。
ただし!この場合は避妊効果が十分でなくなる可能性があります😢
次の生理が来るまでの間、コンドームなどの併用をおすすめします。
🔹 3. 2日以上の飲み忘れ
👉 最後に飲み忘れた日の錠剤を1錠服用し、その後は予定通り続けます。
でも、避妊効果はほぼ失われていると考えてください。
この場合も、次の生理が来るまではコンドームの使用が必須です。
よくあるご質問 🤔✨
Q1. 「飲み忘れたら、もう全部やり直しですか?」
Q2. 「飲み忘れた日に性交渉があったら?」
Q3. 「生理がずれるのが心配です…」
飲み忘れを防ぐ工夫 🕰️📱
「飲み忘れないようにする」ことがいちばん大事です。
こんな工夫をしている方が多いですよ♪
ちょっとした工夫で、ぐんと安心感が増します✨
まとめ 🌸
ピルの飲み忘れは「誰にでも起こること」。
大切なのは「慌てずに、正しい対処をすること」です。
もし「飲み忘れた日」に性交渉があった場合や、不安な症状がある場合は、早めに当院へご相談くださいね😊
かなざわ整形外科・婦人科では、ピルに関するご相談や、緊急避妊の対応も行っています。
「ちょっと聞きたいだけ…」という方も、お気軽にどうぞ💁♀️
皆さんが安心して毎日を過ごせるよう、スタッフ一同サポートいたします✨
次回は、副作用について少し詳しくお話しできればと思います。

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副院長 金沢 衣見子
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本女性医学会認定 女性ヘルスケア専門医
日本女性心身医学会認定 更年期指導士