新入部・新学年で増えるケガ ~保護者が一番迷いやすい「最初の判断ポイント」

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

4月は、新学年のスタートにより、部活動の雰囲気や練習内容が大きく変わる時期です。この時期、保護者の方から特に多い相談があります。

「急に練習がきつくなったみたいで…」
「前は平気だったのに、最近痛いと言い始めました」

実は4月は、ケガが“本格化する前のサイン”が最も出やすい月でもあります。

 

よくある具体例

「新入部で張り切りすぎてしまった」

例えば、こんなケースがあります。

  • 新しい部活に入り、練習時間が急増
  • 周囲に遅れないよう、無理をしてしまう
  • 数週間で膝や足首、腰に違和感が出てくる

本人は、

「みんなやっているから」
「ここで休むと置いていかれそう」

と我慢してしまい、保護者も判断に迷ってしまいます。

 

新学年は「体も環境も変わる」

4月は、

  • ・学年が上がる
  • ・指導者が変わる
  • ・練習内容が一段階レベルアップする

といった変化が重なります。

成長期の体にとっては、負担が一気に増えるタイミングです。

 

見逃さないでほしい初期サイン

次のような変化があれば、少し立ち止まって考えてみてください。

  • ・同じ場所の痛みが続いている
  • ・練習後だけでなく翌日にも残る
  • ・動きが散漫になってきた

これらは、「頑張りどき」ではなく「調整どき」のサインかもしれません。

 

受診・リハビリで整理できること

この段階で体の状態を確認すると、

・今の練習が体に合っているか

  • ・続けてよい動き・控えた方がよい動き
  • ・リハビリで補える部分

を整理できます。結果として、「完全に休ませずに済んだ」
「早く元のペースに戻れた」というケースも少なくありません。

 

まとめ:4月は「無理をさせない勇気」が大切

新入部・新学年は、お子さんにとって大きな挑戦の時期です。

だからこそ、「このまま続けて大丈夫か」という視点を、一度立ち止まって持ってみてください。

早めの確認が、1年を良い形でスタートさせる助けになります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年04月01日