春にやりがちな「運動量の増やしすぎ」

その違和感、放っておいて大丈夫?

― 調子が上がる時期ほど注意したいこと ―

こんにちは。
かなざわ整形外科・婦人科リハビリ室です。

4月は、気温も上がり、
「体が動きやすくなってきた」と感じる方が増える時期です。

その一方で、スポーツをしている大人の方から、
こんな声もよく聞きます。

「調子が良いと思って距離を増やしたら張ってきた」
「久しぶりに強度を上げたら違和感が取れなくて」

春は、ケガが増えやすい時期でもあります。


よくある具体例

「いけそうだと思って、少しずつ無理を重ねていた」

  • ・冬より運動頻度を増やした
  • ・距離・時間・強度を同時に上げた
  • ・疲労が残っていても「動けるから大丈夫」と続けた

最初は問題なくても、
数週間後に張りや痛みとして表に出てくることがあります。


春は“回復が追いついていない”ことが多い

体が動きやすく感じる一方で、

  • ・筋力・柔軟性は冬仕様のまま
  • ・回復のリズムが整っていない
  • ・無意識にフォームが崩れている

ということは少なくありません。

この状態で負荷を上げると、
不調が固定化しやすくなります。


リハビリで確認するポイント

  • ・疲れがたまった時の動き
  • ・左右差
  • ・股関節・体幹の使い方

多くの場合、「使いすぎ」より「使い方」が原因になっています。


回復もトレーニングの一部

調子がいい時期ほど、

  • ・回復の時間を確保する
  • ・動きを整える
  • ・疲労を溜め切らない

という視点が重要です。

症状や状況によっては、自費診療にはなりますが、回復を補助する選択肢の一つとして酸素ボックスの活用をお勧めするケースもあります。


まとめ

春の違和感は、「まだ大丈夫」ではなく「今なら整えられる」サインです。

完全に止まる前に、一度体の状態を整理しておくことで、その後のパフォーマンスが大きく変わります。

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文責:かなざわ整形外科・婦人科 リハビリ室
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2026年04月08日