週末、第43回産婦人科漢方研究会学術集会が福岡で開催されたので、行ってきました。
土曜日には実技の講習もあり、漢方に精通された4人の先生方が、一緒に診察をしながら、懇切丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。
福岡は晴天でしたが、台風10号の影響もあり、日曜日の会場は人がやや少なく感じました。
私達産婦人科医が、漢方を、学ぶときに、一番最初にでてくる、「婦人科三大漢方」というものがあります。当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸といった漢方です。漢方を内服したことがある女性でしたら、3つのうちの少なくとも1つを内服したことがある方も多いのではないでしょうか?
基本に立ち返り、それぞれの漢方に合う証を再度確認しながら、それぞれから派生する漢方についても学ばせていただきました。
古くは6世紀に日本に伝来してから21世紀まで脈々と発展してきた漢方医学。その奥深さを再認識した2日間でした。